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陸自第7師団10式戦車を公開 ネットワーク化し索敵性能向上

2017/5/24配信

 陸上自衛隊第7師団は23日、新たに装備化を開始した10(ひとまる)式戦車を、司令部のある東千歳駐屯地で報道関係者向けに公開した。7師団の新型戦車装備は、1992年の90(きゅうまる)式戦車以来25年ぶり。戦車同士をネットワークで結び、火力性能や機動性能などが向上した。

 10式戦車は1~3月に5両が北千歳駐屯地に配置された。1両約9億5000万円。3月末現在、道内では他に上富良野の第2戦車連隊に10両ある他、国内には計74両が配備されている。車両は全長約9・4メートル、幅約3・2メートル、車高約2・3メートルで重量は約44トン。エンジンの最高出力は1200馬力。1両の乗員は3人。

 特徴は戦車にネットワーク機能を構築し、リアルタイムで情報共有を可能にした点。これまでは無線の音声通信のみで情報をやりとりした。10式戦車は車内のモニター画面を操作すれば、小隊の車両同士で情報を即座に共有できる。普通科の野外コンピューターネットワークシステム(基幹連隊指揮統制システム)ともつながり、一体化した作戦行動が可能になり、索敵性能も格段に向上した。

 さらにセンサーが捕捉した目標に画面操作で射撃でき、命中率が向上。純国産の砲身、弾薬で火力性能も増したという。90式と比べて約6トン軽量化して輸送手段の幅が広がった。最高速度は時速約70キロ。発進・加速性が増し、旋回半径も小さくなった。戦車が配置された第71戦車連隊の堀慎也1中隊長は「能力の高い戦車。隊員の練度を積み上げたい」と話していた。

 6月3日の第7師団創隊62周年・東千歳駐屯地創立63周年記念行事でも訓練を公開する。

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