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千歳・恵庭

えこりん村のトマトは世界一 「とまとの森」をギネス認定

2013/11/11配信

 恵庭市牧場のテーマパーク・えこりん村の「とまとの森」が、トマトの木の大きさ世界一に認定された。枝葉の面積が85.46平方メートルに達し、ギネスワールドレコーズTMジャパンがギネス世界記録に認めた。公式認定証の授与式が10日行われ、同村の庄司開作社長は「恵庭に世界一がある。誇らしく、喜ばしい」と胸を張った。

 「とまとの森」は8年目を迎える取り組み。創業者の故・庄司昭夫氏が、植物の生命力の素晴らしさなどを伝えようと始めた。トマトの種1粒を水耕栽培し、森のように広げた枝に実がなる。2012年に過去最多の1万7402個の実がなり、今年は「世界一に挑戦」を掲げてきた。

 春先の低温や日照不足がたたり、実が小ぶりになるなど苦戦したが、肥料やりなどを工夫してぐんぐん成長。枝葉の面積でギネス世界記録を申請し、10日の公式認定員による審査で、従来記録(アメリカのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート、56.73平方メートル)を大幅に更新した。

 今年の公開を終えたとまとの森でこの日、特別に一般公開して認定証の授与式。関係者、一般客ら約30人が見守る中、公式認定員が庄司社長に認定証を手渡した。庄司社長は「観光施設にギネス世界記録があるのはまれ。みんなで大事にしたい」と述べ、北越俊二副市長が原田裕市長のメッセージを代読し、「世界的にも注目される」と喜んだ。

 とまとの森担当の髙橋克拓さん(37)は「ほっとしました。(世界一は)『いける』と思っていましたが」と笑顔を見せ、「天候不順で今年のとまとの森はちょっと元気が無かったけど、たくさんの人に応援していただいた。今後は新しい分類でも世界一に挑戦したい」と話した。「とまとの森」は来年4月から一般公開を始める。
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