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千歳・恵庭

恵庭恵み野旭小が読書活動優秀実践校に

2017/4/21配信

 文部科学大臣表彰の「2017年度 子供の読書活動優秀実践校」に恵庭市恵み野北の恵み野旭小学校(山崎信哉校長)が選ばれた。母親たちの読み聞かせボランティアやPTAなど地域が一体となって子供の読書活動を支え、さまざまな角度からのアプローチで子供たちの読書への関心を引き出している部分が評価された。

 同表彰は02年度にスタートし、子供の読書活動推進のための取り組みをしている学校や図書館、個人・団体を表彰。恵庭は読書のまちらしく、これまで松恵小(16年度)、柏小(11年度)など計6小・中学校が受賞しており、全国の自治体で受賞数は群を抜いている。今年度は全国の学校(小中高校)で134校が選ばれ、道内では同校を含む3校が受賞した。

 恵み野旭小が評価された理由の一つは学校と学校司書の連携による学校図書館の積極的活用。担任が授業内容に関わる図書を学校司書にあらかじめ依頼し、学校司書が市立図書館などで借りて授業に役立てている。

 多様な読書活動を通し、学校全体で本を楽しむ環境づくりをしていることも評価された。母親たちのボランティア「おはなしプーさん」(約30人)の活動が活発で、03年度から始業前に週1回、各学級に入り読み聞かせ。春と秋の読書週間、読書月間には読書意欲を高めようと手作りマスコットやしおりを作り、10冊借りたら1個プレゼントする取り組みも展開してきた。図書委員の子供たちが自主的にイベントも企画している。

 14年10月から同校の学校司書に赴任した網澤充さん(46)は昨年度から、学校図書館の分室的な位置付けで階段下のスペースに本を並べる「ほんの森」コーナーを開設し、身近な場所に本がある環境を整えた。こうした取り組みが効果を現し図書の貸出冊数は年々増えており16年度は1人平均約70冊。5年生の平原龍弥君は「本がいろいろとあって、図書館は楽しい場所だと思う」と笑った。

 同校のPTAが廃品回収を通して得た費用を図書購入費に充てるといった地域の協力もあり、網澤さんは「地域全体で子供たちの読書活動を支えた結果と受け止めている。本が好きではない子にも楽しさを伝えられる取り組みを引き続き実施していきたい」と話している。

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