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千歳・恵庭

恵庭図書館、指定管理へ 事業の充実に期待

2017/3/31配信

 恵庭市立図書館が4月1日、指定管理者(指定管)に移行する。図書館流通センター(本社東京、TRC)が指定管になり、同日から本館の開館時間を拡大。「読書のまちづくり」のさらなる推進に向け、各事業の充実などに期待が掛かる。穂積邦彦教育長は「民間事業者が持つノウハウの活用で市民サービスの向上を図る」と強調している。

 指定管は行政と民間がお互いの役割を契約で決めた上、複数年契約を結んで施設管理などを任せる制度。TRCは4月1日から3年間、図書館本館、恵庭・島松分館の指定管を担う。管理運営費は3年間で約3億8000万円で、指定管移行による経費削減効果は年間約500万円。当初の目標に比べて削減効果は縮小したが、サービス向上などを重視して指定管理料を上乗せした結果。市も従来の図書課に代わる読書推進課を新設し、「読書のまちづくり」に力を注ぐ。

 指定管導入で図書館本館の開館時間が拡大し、拡大時間は年間約400時間、日数換算で約40日間分。本館はこれまで火・金曜が午前10時~午後6時、水・木曜が午前10時~午後8時など、曜日によって開館時間や閉館時刻がまちまちだったが、指定管導入で平日を午前10時~午後8時、土・日曜、祝日を午前10時~午後6時とする。休館日は月曜日で変わらないが、これまで休みだったハッピーマンデーの祝日は開館する。

 TRCは2011年度から図書館の窓口業務を受託し、苫小牧など他自治体でも実績が豊富。指定管移行で目立った課題はなく、今後もオリジナルのトートバッグ販売、その収益で視覚障害者情報提供サービス「サピエ」の購入、自然豊かな立地を生かした「森の図書館」や「野外読み聞かせ」などのイベント、保護者層の利用促進を目指す「妊婦向けおはなし会」や「父親向け絵本教室」など新規事業やサービス拡大などを検討中。図書館長に就くTRCの相馬立法準備室長は「良いところを引き継ぎつつ、新しいことに挑戦したい」と意欲を見せている。

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