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恵庭市立図書館の指定管理者は図書館流通センターへ

2016/12/21配信

 来年4月1日に導入される恵庭市立図書館の指定管理者(指定管)が、図書館流通センター(本社東京、TRC)に決まる見通しになった。指定管公募に応じたのは同社のみで、20日の選定委員会でも異論が出なかった。TRCは現在窓口業務を受託するなど実績も豊富で、来年1月の市教育委員会、市議会臨時会を経て正式決定する。

 指定管導入の対象は図書館本館、恵庭・島松分館で期間は来年4月1日から3年間。学校図書館は指定管からは除いている。現状の図書館業務は24事業をそれぞれ委託などで契約しているが、指定管に一本化することで効率化を図り、経費削減効果は約1割、約1800万円を見込んでいる。一方、市教委は指定管公募に当たり「市民サービスの向上と危機管理の徹底に努めること」を求めた。

 サービス設計の「必須要件」として「図書館の開館日、開館時間の拡大」や「図書館ボランティアなどとの協力、連携の仕組みづくり」をはじめ、▽読書のまちづくりに向けた取り組み▽乳幼児に優しい図書館づくり▽高齢者や障害者へのサービス推進▽小・中学校と学校図書館との連携▽レファレンスサービスの充実と利用者の促進▽各世代に応じた図書館資料の充実と利用の促進▽ホームページの充実▽適正な資料の管理▽講演会、映画会、展示など多彩な事業展開―の計11項目を掲げた。

 これらの厳しい条件を達成し、10~11月の公募に応じたのはTRCのみだった。TRCは2011年4月から図書館の窓口業務を受託し、開館時間の延長や祝日の開館などサービス向上に貢献してきた。窓口スタッフらの明るい対応も、利用者アンケートによると好評で、「本の枕」など新企画も続々と打ち出してきた。TRCは現在、道内では苫小牧、函館、釧路の図書館の指定管を担うなど実績も十分だ。

 20日に市内外の委員5人による選定委員会を開いたが、TRC選定に異論は出なかったため、市教委がTRCを指定管候補とする方針が事実上決まった。来年1月4日予定の教育委員会で指定管候補とする承認を、同19日開会予定の市議会臨時会で関連議案の議決を、それぞれ求めた上で認められれば正式決定になる。その後は2月中旬にもTRCと協定を締結し、同4月1日に指定管業務が始まる。

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