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支笏湖日記

25日に「森と谷の探検ツアー」 地に根を張り1200年の巨木

2018/8/10配信

 支笏湖周辺の森、特に樽前山周辺の湖南岸には、1739年の樽前山大噴火の影響で樹齢300年を超える木はないといわれています。観光ガイドなどでは「樹齢300年を超える」などと紹介している千歳市美笛地区の巨木の森でも、石狩森林管理署によると「300年を超えるものはない」とのことです。

 可能性が高いのは、樽前山噴火の影響をほとんど受けていない恵庭岳周辺の支笏湖北側です。その中で特に注目したのが、以前、森林管理署OBから「とんでもなく大きな木があった」と聞かされていた恵庭岳南山麓です。

 10年近く前から機会を見つけては一帯を歩き回って2016年秋、やっと出合うことができました。

 その木は恵庭岳南面のオコタン崎東側にありました。

 幹周が689・5センチ、樹高25メートル超のミズナラです。直径は2・2メートルもあり、両手を広げても届きません。

 肝心の樹齢ですが、確実なところは切って年輪を数えなければ分かりません。それは無理なので、環境省の巨樹データベースで道内のミズナラを調べてみると、十勝管内池田町の幹周678センチが最大ですが樹齢の記載はありません。次はオホーツク管内津別町の「双葉の千年ミズナラ」で、幹周は640センチ、樹齢は1200年とされています。データベースには載っていませんが、石狩市の「浜益の千本ナラ」は幹周480センチで、樹齢は800年と掲示しています。

 オコタン崎のミズナラは1200年以上といえそうです。周辺では、これまでに幹周400センチ以上のミズナラやハリギリなど10本余りを確認しています。まだまだ増えそうです。

 支笏湖ビジターセンターでは、皆さんとこのオコタン崎を巡る「森と谷の探検ツアー」を25日に予定しています。詳細は同センター電話0123(25)2453まで。

(支笏湖ビジターセンター自然解説員・先田次雄)

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