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ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー通信

バードウオッチングには良い季節 地上から眺め、歩く

2019/5/3配信

 いよいよ始まった超・大型連休。暦通り休日の方、ずっと仕事の方、さまざまと思います。いかがお過ごしでしょうか。ここウトナイ湖は、小雨↓快晴↓晴れ↓曇り後雨↓霧雨と、日ごとに変わる天候にかかわらず、ネイチャーセンター、野生鳥獣保護センター共に開館しており、多くの来訪者でにぎわっています。

 「道の駅」隣に開設されたばかりの展望施設に上ってみましょう。ガン・カモ類やハクチョウ類の多くは繁殖地のロシアに向けて旅立ち、眼下に広がる湖面には、残念ながら水鳥の姿がほとんどありません。ただ、地上からは見えない、入り組んだ湿地の様子がよく分かり、晴れた日には遠く夕張や日高の山並みを、また、背後には雪が残る樽前山の稜線(りょうせん)も望むことができます。上空を飛ぶオジロワシが見られるかもしれません。

 下りてきたら、次は自然観察路へと足を進めましょう。入り口にある野生鳥獣保護センターでは6日まで毎日、ウオークラリーのイベントを開催しています。木道を歩き、階段デッキを通って林の中へ。水鳥とバトンタッチするように南方から渡ってきた、ウグイスやクロツグミなどの美しい声が聞こえると思います。これから樹木の葉が茂るまでは、姿を見つけやすく、バードウオッチングには良い季節です。

 オタルマップ川に架かる小さな橋を渡り、林を抜けると、右手に湖を見ながらの散策が楽しめます。この辺りでは、オオジシギの豪快な求愛飛行が見られるでしょう。爆音とともに急降下することから「雷シギ」の異名を持つ、このハトほどの大きさの野鳥は、はるばるオーストラリアから渡って来たばかり。主に道内で繁殖しますが、個体数の減少が言われています。それを確かめようと、今年も19日に、勇払原野で「調べ隊」(ただいま参加者募集中!)の子どもたちと調査を行なう予定です。

 さて、このまま進むとネイチャーセンターに到着。開館日には、レンジャーが笑顔で待っています。

(日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ・中村聡レンジャー)

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