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ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー通信

シマリスや夏鳥もお目見え ウトナイ湖で春を感じませんか

2019/4/5配信

 「ウトナイ湖で春を感じませんか」

 四季を通して、さまざまな自然が見られるウトナイ湖では、このところ、野鳥のさえずりや、植物の芽吹きなどに春の訪れが感じられるようになりました。寒さが残る3月1日にそれを実感する出来事が。仕事中ふとガラス越しに外を見ると、草地を走り去る細くて長い尾の小動物が見えました。「シマリス? いや冬眠中だから、そんなはずはないし。ヤチネズミかな」そう思った数分後、再び窓の外に、じっと遠くを眺めているシマリスの姿を発見しました。「やっぱりそうだ。寒いのにもう冬眠から覚めたの?」と、驚きました。どうやら、ここ数日の暖かさで例年より早く活動を開始したようです。

 さて、4月に入ったウトナイ湖は、マガンやヒシクイなどのガン類、オナガガモなどのカモ類の数が次第に減っていきますが、その一方で、冬を暖かい地域で過ごしていた夏鳥が続々と到着します。「地面をつつくスズメがいるぞ」とよく見れば顔が黒く、黄色い羽をしたアオジだったり、「くちばしで落ち葉をめくっているツグミがいるぞ」と思い見てみると、くちばしが黄色く、背中の黒いクロツグミだったりと、夏鳥との突然の出会いに心が弾みます。暖かな陽気の日には、木道で翅(はね)を広げるクジャクチョウやエルタテハなどのチョウの姿も見られることも。また、足元に咲くナニワズの花からいい香りがするなど、植物も春を感じさせてくれます。

 こんな春のウトナイ湖を楽しんでいただこうと、皆さんが気軽に参加できるイベントも計画しています。ウトナイ湖野生鳥獣保護センターでは、4月27日(土)から5月6日(月・祝)まで、「ウトナイ湖・春のウォークラリー」を開催します。1周約500メートルの自然観察路を歩きながら、各所に設置されたクイズを解き、ゴールに戻るこのイベント。楽しいクイズに挑戦しながら、いつの間にか春の自然を体感できること間違いなしです。ゴールではお楽しみの参加賞も。ぜひ、春のこの機会に、ウトナイ湖で楽しい時間をお過ごしください。

(日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ・和歌月里佳レンジャー)

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