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ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー通信

春のウトナイ湖へどうぞ 鳥のさえずりや心地よい風も

2018/4/6配信

 ウトナイ湖では現在、シジュウカラやハシブトガラのさえずりが聞こえ、つがいと思われる2羽で行動するハクセキレイなども見られ、日増しに春の気配が漂っています。

 この時期になると、ガン類やハクチョウ類の渡りの状況について、また、これから繁殖のために渡ってくる夏鳥についてなど、電話での質問や相談を多くいただきます。問い合わせが増えるのは、暖かい気候になったことや、春休みに入ったことでウトナイ湖へ行ってみようと思う方が多くなることも関係しているようです。

 しかし、ウトナイ湖の自然やその魅力は、電話越しでは十分にお伝えすることができません。なぜなら、それでは一方的な情報の伝達になってしまいますし、自然との出合いは一期一会であり、また、同じ光景を見ても感じ方は人によって様々だからです。

 一番のお薦めはやはり、実際に来ていただき、その時にしか出合えないウトナイ湖の自然をご自身の目や耳で感じていただくことでしょう。なぜそう思うかというと、私自身にも同じような経験があるからです。

 それは先月のこと。巡回のため自然観察路を歩いていたところ、突然、私の頭上に大騒ぎしながらエナガ、シジュウカラなどの群れが集まってきました。さっきまで小鳥たちがいた木を見てみると、そこには猛禽(もうきん)類のハイタカが。どうやら私を「盾」代わりにしたようです。予期せぬ出合いに、私はその場で固まってしまいました。

 春本番のウトナイ湖。これからの季節は暖かく歩きやすくなるとともに、北海道へ渡ってきた夏鳥たちが見られる時期でもあります。鮮やかな黄緑色をしたメジロや、ウグイスの「ホー・ホケキョ」、クロツグミの「キョロン・キョロン」などの個性あふれる「さえずり」も聞かれます。目や耳で春を感じられるのはもちろんのこと、植物の香りや肌に当たる爽やかな風なども、体感していただけると思います。その日、その時しか出合えない自然や春の兆しを感じに、ぜひウトナイ湖へおいでください。

(日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ・和歌月里佳レンジャー)

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