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ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー通信

ウトナイ湖の保全に貢献 学生の自然保護グループ「FAN」

2018/3/2配信

 2月21日から25日までの5日間、全国の学生による自然保護グループ「フィールドアシスタントネットワーク(以下、FAN)」のメンバー7人がネイチャーセンターに滞在し、ワークキャンプを行いました。目的はサンクチュアリの自然保護活動に関わること、そして学生自身が体験を通して自然との関わり方を学ぶことです。

 FANの皆さんには、若い力を発揮しながら、ウトナイ湖および勇払原野の保全につながる普及教育や調査、環境整備などの活動を幅広くお手伝いいただきました。中でも、ネイチャーセンターを訪れる方々が湖にいる水鳥を観察しやすくなるようにと、視界をさえぎる樹木の除伐や剪定(せんてい)をやってくださったのは、なかなか手の回らない私たちレンジャーにとってもありがたいことでした。

 近年ウトナイ湖周辺では湿地の樹林化が進み、また、ネイチャーセンターの前面は樹木が成長し、大きくなっていました。除伐や剪定中は、長靴よりも深く積もった雪の吹きだまりや枝がからまっているズミに苦戦しましたが、何とか作業を進め、館内からの視界を広げることができました。これから4月までは水鳥が多く飛来する時期なので、その効果をより実感できそうです。FANの皆さんには今後も継続して自然保護に関わってもらえたらうれしい限りです。

 さて、こんな皆さんの奮闘ぶりを知ってか知らずか、FANが活動を終える前日に、マガンが越冬地から渡って来ました。2月に入って初確認です。翌日の早朝には美々川の流入部で1000羽前後のねぐら立ちを観察し、FANの皆さんも感激した様子でした。メンバーはそれぞれ、その日のうちに本州へ帰っていきましたが、入れ替わるようにガン類が北上して来たのです。

 ネイチャーセンターでは、3月中旬から下旬にかけて数万羽の群れになるガン類を観察する行事を今年も2回開催します。湖の迫力ある春の風物詩を楽しみませんか?3月17日(土)午後5時から7時までの「たそがれに雁を見る会」、3月25日(日)午前5時から6時半までの「あかつきにガンを見る会」に、ぜひご参加ください。詳細はウトナイ湖サンクチュアリのホームページをどうぞ。

(日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ・瀧本宏昭レンジャー)

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