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ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー通信

地元の子どもが自然体験 ウトナイ湖周辺で動植物探し

2017/9/1配信

 夏鳥の子育ても終盤に差し掛かり、少し静かになった8月後半。そんなウトナイ湖に子どもたちの元気な声が響きました。

 自然体験学習の場としてウトナイ湖サンクチュアリを利用する苫小牧市内の小中学校は、毎年幾つもありますが、特に回数が多いのはご近所の植苗小学校とウトナイ小学校。植苗小は3、4年生が年に4回、その年のテーマに沿って湖や周辺で暮らす野鳥について学びます。ウトナイ小は「ウトナイウィーク」と題して全学年が、2学年ずつ日にちをずらして訪れ、学年ごとにテーマやプログラムを変えて学習しています。

 8月24日からスタートしたのは、ウトナイ小。私と和歌月レンジャーが担当したのは2年生でした。ネイチャーセンター近くの広場で、九つの升に描かれた木の実やバッタ、鳥の声や姿、花などを探し、発見できたら縦・横・斜めにと升にチェックしていくビンゴゲームを実施。

 雨がぱらつく中、かっぱを着込んだ子どもたちが、合図とともに一斉に動植物を探していきます。

 「わー、コオロギだ!捕まえて!」「白いチョウが飛んでいたよ」「これ、どこにあるか分からない」など、おのおのがおしゃべりをしたり、歓声を上げたりしながら、楽しみつつも真剣に探索。20分もしないうちに大半はビンゴを完成させてしまいます。彼らの集中力と何事にも興味を持つ力には、いつも驚かされます。特に実感するのは、私たちの行った下見では見つけられなかった鳥の古巣や生き物を見つけてくれるときなどです。

 子どもたちと接する時間は、元気をもらったり、新たな発見があったりとうれしい刺激があるのと同時に、「ウトナイ湖、楽しかった!」と笑顔で帰ってもらいたい、「また遊びに来たい」と感じてもらえる場所でありたい、との思いが一段と強くなる時間でもあるのです。

(日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ・小山留美レンジャー)

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