1950年に運行が始まった苫小牧市営バスは、支笏湖行きの路線が人気だった。写真は翠明橋を渡る旧式車両。行楽地を目指す多くの市民でにぎわった。しかし、50年代後半のインフレや70年代のオイルショックなどで赤字状態に。モータリゼーション化で、乗客数は78年をピークに年々減少。経営悪化が進んだ。
路線を減らし、運行効率を上げるなど経営の改善を図ったが乗客数の減少に歯止めがかからず2012年、道南バスが全面的に事業を引き継いだ。
この年の日本
1月7日1000円札発行(聖徳太子肖像)。2月18日第1回さっぽろ雪まつり。4月たばこの家庭配給廃止。8月10日警察予備隊が創設(自衛隊の前身)。