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ふるさとネイチャーらんど

人と共に暮らすスズメ

2018/4/9配信

錦岡鈴蘭公園に出掛けてみよう

 錦岡鈴蘭公園は苫小牧市の西側、苫小牧駒沢大学の近くにある市民公園です。園内には遊具やグラウンドがあり、多くの市民が利用しています。周囲にはハンノキやドロノキを主体とする林やホザキシモツケやナガボノシロワレモコウなどが繁茂する草原があり、四季を通じて自然観察を楽しめます。

4月上旬の鈴蘭公園

 公園の林では野鳥たちのさえずりがにぎやかになり、巣材運びや子育てに忙しく飛び回るカラスやスズメの姿を見掛けることが多くなります。

2種類のスズメ

 勇払原野にすむスズメは人家の周辺にすむスズメと林にすむニュウナイスズメです。
 似ていますが、ニュウナイスズメは翼や背中の色がスズメよりも明るい茶色をしていて、スズメの頬にある黒い模様がないことで区別できます。
 また、スズメは一年中私たちの周りにすんでいて、見ようと思えば簡単に姿を見ることができますが、ニュウナイスズメは春に渡って来る夏鳥で、春から夏にしか姿を見ることができません。

雄雌共同で子育て

 原野に生息するスズメの子育ては3月ごろに始まり、巣作りも子育ても雄と雌が共同で行います。
 産卵数は通常4個から8個で、1日に1個ずつ産卵し、抱卵は雌雄で行いますが、夜間は雌だけでします。抱卵期間は11~12日で、ふ化したひなは両親に育てられ13~14日で巣立ちます。
 1年間に子育てをする回数は普通1回から2回ですが、ひなの食べ物となる昆虫が多い年には3回することもあります。

マンウオッチングするスズメ

 私たちは趣味としてバードウオッチングを楽しみますが、人間の生活に密着して生きるスズメやカラスは、生きるためにマンウオッチングしています。特にスズメは食べ物を獲得するためばかりではなく、巣を作る場所も人家や人が作る物に依存しているため、人ばかりではなく街もよく観察しています。
 原野にすむスズメたちは、繁殖期が終わる夏の終わりから大きな群を作るようになり、秋になると米を食べに田んぼに出掛けるため市街地で姿を見ることが少なくなります。
 人が住むようになるとどこからともなく姿を見せ、人の生活の変化に敏感に反応していることに気付きます。そんな彼らの生活を観察していると、私たちの身の回りで起きている細かな変化をスズメから知ることができて面白いものです。

巣をすり鉢状に作る

 アリジゴクはウスバカゲロウ類の幼虫に付けられた名前で、砂地にすり鉢状の巣を作り、アリなどの小さな昆虫を巣に落として捕まえることに由来しています。巣は雨の当たらない乾燥した砂地で見ることができます。

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