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ふるさとネイチャーらんど

野鳥観察は錦大沼公園

2017/12/4配信

錦大沼公園へ出掛けてみよう

 苫小牧市の錦大沼公園は、樽前山麓にある大小多数の湿地の中で、最も出掛けやすい湿地で、園内には「大沼」「小沼」と名付けられた沼があります。沼の周囲に森林や湿原、小川などがあり、散策路も整備されています。車で出掛ける時は、オートリゾート苫小牧アルテンのオートキャンプ場を目指すとよいでしょう。バスで出掛ける時はJR苫小牧駅の前から「ゆのみの湯」行きを利用するとよいでしょう。 

12月上旬の錦大沼公園

 園内の散策路では、野鳥が観察しやすくなります。ハシブトガラの場合は、林の中ばかりでなく、市街地の公園や庭に置いた餌台にも姿を見せるので観察しやすいです。

北海道だけに生息

 ハシブトガラは、スズメよりも小さなシジュウカラの仲間で、国内では北海道にしか生息していません。
 好む生息環境は、平地から山地にかけての落葉広葉樹林や水辺の近くにある林ですが、冬になると市街地の公園や防風林など、いろいろなタイプの林でも見ることができます。
 よく似た野鳥にコガラがいます。くちばしが細くて白い部分が少なく、頭上と喉に光沢がありません。一方、ハシブトガラのくちばしは太くて短くて白い部分が多く、頭上と喉に光沢があることなどで区別できます。しかし微妙な違いなので、ベテランのバードウオッチャーでも外見で区別するのは難しい場合があります。
 ちなみにコガラが好む生息環境は、主に山地の針葉樹林です。そのため広葉樹林や水辺の林が多い勇払原野ではハシブトガラ、針葉樹林の多い樽前山麓の林ではコガラに出合うことが多いです。

樹皮の間に食べ物を貯蔵

 林にすむ野鳥たちは、それぞれの種類が少しずつ食べ物の種類や取る場所を違えてすみ分けしています。
 ハシブトガラが食べ物を取る場所は、主に林の下側ややぶの中。クモや小さな昆虫、木の実や草の実などを食べています。また、夏の終わりから晩秋にかけて食べ物を貯蔵する習性があり、ナナカマドなどの小さな果実や草の実をミズナラやコナラの樹皮の間に器用に蓄えます。
 貯蔵した虫や木の実を食べ、無事に厳しい冬を乗り越えると、1月ごろからさえずり始めますが、本格的な繁殖期は4月ごろからです。巣はキツツキの古巣や樹洞などの中に雌が作り、子育てを始めます。

果実は紫色で球形

 ムラサキシキブはクマツヅラ科の落葉樹で、成長すると2メートルほどの高さになります。花期は8月から9月にかけてで、3~5ミリほどの青紫色の花が集まって咲き、10月になると直径3ミリほどの紫色をした球形の果実が見られるようになります。果実は12月ごろまで見ることができます。

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