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ふるさとネイチャーらんど

海鳥たちの越冬地

2017/11/13配信

勇払海岸へ出掛けてみよう

 勇払海岸周辺には広大な湿地や草原、林などがあり、一年を通じて野鳥や自然の観察を楽しめます。車で行く場合は勇払の市街地に近い「勇払マリーナ」に向かい、バスで行く時は「勇払マリーナ入口」で下車するとよいでしょう。

11月中旬の勇払海岸周辺

 南下してきた海鳥たちでにぎやかになり、普段は見ることができないワシカモメ(鷲鴎)など、越冬のために南下してきたカモメの仲間も観察できるようになります。

本州ではまれな鳥

 ワシカモメはカナダの太平洋沿岸やアリューシャン列島などで繁殖していて、冬も繁殖地にとどまっているものが多いですが、一部はアジアと北アメリカ大陸の中緯度まで南下して越冬します。

 日本には10月ごろに本州北部と北海道に飛来し始めます。道内では全道の沿岸部で見られ、数も多いですが、本州では数少ない冬鳥です。オオセグロカモメの群れの中にいることが多いので、この群れを見つけて探すとよいでしょう。

 よく似たカモメの仲間にセグロカモメがいますが、風切り羽の色が違うことやワシカモメのくちばしが太くて大きなことなどから区別できます。

 ちなみに、名前はくちばしがワシのように大きなことに由来します。

幼鳥と夏羽、冬羽

 カモメの仲間の幼鳥や若鳥は地味な色をしていますが、成長するに従って羽毛やくちばしの色が変わっていきます。
 その年生まれのワシカモメの幼鳥は、全身が地味な茶色をしています。1年たつと全身が白っぽくなり、生まれて3年目の冬になると背中が青灰色になり始め、4回目の冬が訪れると成鳥と同じ姿になります。
 成鳥は夏羽と冬羽で頭部の色などが違います。冬羽は頭部に茶色い羽毛が目立ち薄汚れて見えますが、夏羽になると美しい純白に変わります。

冬の海辺のバードウオッチング

 胆振日高地方の沿岸には砂浜から岩礁、港など、多様な環境があるため、冬になると南下してきて越冬するいろいろな海鳥に出合うことができます。海鳥の仲間は波の穏やかな港などが観察しやすいですが、波の高い外洋や岩礁、河川と外洋の接する河口付近での観察も面白いものです。お目当ての海鳥を見つけるには、海鳥が好む環境を調べてから訪れるとよいでしょう。

10月下旬から黄葉

 カラマツは道内の山林などに広く造林されている針葉樹で、成長すると30メートルほどの高さになります。花は4月から5月にかけて開花し、果実は9月から10月にかけて熟します。カラマツは10月下旬になると美しい黄葉になり始め、ラクヨウ(落葉)という別名の通り、冬には葉を落としてしまいます。

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