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ふるさとネイチャーらんど

美々川の景観を楽しむ

2017/10/10配信

美々川タップコップ親水公園へ出掛けてみよう

 苫小牧市のウトナイ湖に流入する美々川の岸辺にある公園です。公園からは勇払原野の面影を残す美々川の景観を見ることができ、乗り場が設置されているのでカヌーを楽める場所にもなっています。自家用車のほか、バスやJR(植苗駅)でも出掛けることができます。

10月上旬のタップコップ親水公園

 ウトナイ湖には多くの渡り鳥が飛来してにぎやかになります。美々川にもヒドリガモなどのカモの仲間が飛来するようになります。川沿いのヤチダモが見られる林ではユキムシも飛び始めます。

簡単に観察できるカモ

 冬鳥のヒドリガモ(緋鳥鴨)は、繁殖地のユーラシア大陸北部から9月中旬ごろに飛来し、翌年の5月ごろまで越冬しています。オナガガモに次いでポピュラーなカモで、ウトナイ湖のほか、北大研究林や苫小牧川でも簡単に観察できます。

 名前は赤褐色をした雄の頭部の色から付けられ、額から頭の上にかけてクリーム色をしているのが特徴です。ちなみに雌は他のカモの雌と同じく、地味で目立たない褐色をしていますが、体の赤みが他のカモの雌よりも強いので、比較してみると識別しやすいでしょう。

 また、カモの仲間には珍しく、雄も雌も口笛のような「ピュー、ピュー」という鳴き声をよく出すのも特徴です。

目立たない羽色に

 カモの雄のほとんどは繁殖期になるときれいな羽色になりますが、繁殖期の終わる頃になると外敵に襲われないように、雌によく似た目立たない羽色に変わります。この色のことをエクリプス(光沢を無くしたという意味)と言います。

綿にも見える白い衣装

 10月になりツタやウルシの紅葉が見られるようになると、突然どこからともなくユキムシ(雪虫)たちが姿を見せて話題になります。

 雪のように白い虫の正体は、小さなアブラムシの仲間で、白い衣装が綿のようにも見え、ワタムシとも呼ばれます。綿のように見える衣装は体の表面から分泌されたロウのような物質でできていて、主に腹部に付着しています。

 ユキムシにはトドノネオオワタムシやコオオノオオワタムシ、ニレノタマフシなど10種類ほどいますが、原野で姿を見ることが多いのはトドノネオオワタムシとコオオノオオワタムシの2種類のようです。

 昔からユキムシは冬の訪れを知らせる「冬の使者」と呼ばれ、現れると、ほどなく雪が降ると言われています。

美しい紅葉

 ツタは山野で見られるブドウ科のツル性木本で、10月になると美しい紅葉を見せてくれます。触ると皮膚がかぶれることがあるツタウルシに似ていますが、葉が三出複葉(葉が3枚まとまって出る)なので葉をよく見れば区別できます。

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