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ふるさとネイチャーらんど

家族で自然観察満喫

2017/8/28配信

高丘森林公園へ出掛けてみよう

 高丘森林公園は苫小牧市の中心部に位置しており、園内には池や森林があって自然観察を楽しめます。金太郎池やトンギョの池では水鳥やトンボ、森林では野鳥のほか、エゾリスなどの動物や昆虫の姿を見ることができるでしょう。市街地に隣接していますが、樽前山麓の森林とつながっていて自然度が高く、ヒグマも出没します。出掛ける時はヒグマの出没情報を確認してからにしましょう。

8月下旬の森林公園

 散策路を歩いているとノコギリカミキリやセンチコガネ、シデムシの仲間など、いろいろな昆虫を見ることができます。園内の広場へ行くと、大きな網を張って昆虫を待つオニグモなどにも出合えます。

気温の高い時は動かず

 ノコギリカミキリは体長20ミリから38ミリほどのカミキリムシの仲間で、成虫は7月に出現し、9月ごろまで姿を見ることができます。
 夜行性のため、成虫は外灯の下で見ることが多いのですが、雄は雌を探して日中でも飛び回っていることが多いため、放置された伐採木のそばや山林の中で見ることができます。気温の高い時には地面や樹皮の上でじっとしているところをよく見掛けます。

目立つオニグモの仲間

 たくさんの昆虫たちが活発に活動する時期は、昆虫たちを捕まえる生き物たちも活発に活動しています。
 その代表がクモで、原野には大小たくさんすんでいます。その中で、最も大きくて目立つのがコガネグモ科に属するオニグモの仲間です。
 原野に生息するオニグモの仲間には、全身が灰色で地味ですが、雌の体長が30ミリにもなるオニグモがいます。これに次いで大きく、名前の通りおなかが赤や黄色できれいなアカオニグモ、キバナオニグモなども生息しています。
 クモの中には網を張る種類と張らない種類がいますが、オニグモの仲間は網を張って獲物を捕まえます。

森の"掃除屋"さん

 森の中にはいろいろな生き物たちがすんでいて、それぞれ森を守るために大切な役割を持っています。
 その役割は生産者、消費者、分解者などに分けられ、センチコガネの仲間は動物のふんを食べ、ヒラタシデムシやヨツボシシデムシなどのシデムシは動物の死体を食べて分解する分解者の仕事をしています。彼らがいるおかげで、植物が育ち、きれいな森林が維持されています。

熟し始めたズミの果実

 ズミは低山地から平地の湿った場所で見られるバラ科の落葉樹で、5月から6月にかけて白い花を咲かせます。花を終えると緑色の果実を付けるようになり、果実は8月下旬になると赤く熟し始めます。実は小さなリンゴに似ていて、かじるとほのかな甘みと酸味、渋みを楽しむことができます。

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