12

16(土)

胆振の
明日の天気

曇り時々晴れ

-1 / -4

東千歳-シベリア「一期一絵」-竹津さん旅行記

(5)麦倉庫跡を取材 絵の題材に宝の山

2017/8/12配信

 郊外にあるコルホーズ(旧ソ連時代の集団農場)の麦倉庫跡を取材に訪れた。とにかく広大な農場で、倉庫も非常にスケールが大きい。

 今は完全に朽ち果てて廃墟となっている。その朽ち方が絵の題材としては素晴らしい。地元の人は誰も寄り付かないような場所だが、私にとっては宝の山だ。

 その後も小さな村の給水塔を4カ所ほど取材した。往復100キロほどの行程だった。本当にぜいたくな取材をさせてもらったと思う。ただ、ノボシビルスク郊外は蚊が多く、歩くたびに蚊柱がまとわりついてきたのには閉口した。

 午後7時にシベリア北海道文化センターに戻り、帰国の荷物をまとめると、その後は爆睡だった。夜11時にセンター職員のイーラさんが空港まで見送りに来てくれた。お弁当をもらい、仁川行きの飛行機を待った。

 今回のノボシビルスク訪問も、たくさんの出会いがあった。現地の意欲的な子供たちの姿があり、それを支える先生方の姿があった。美術教育の可能性の大きさを信じている大学の先生や学生たちが頑張っていた。

 私はロシア語は話せないが、美術作品や指導法に関することなら世界とつながっていけるという確信を強くした。そして、日本文化や日本の価値を認め、活動してくれているシベリア北海道文化センターの皆さんの努力と苦労に対し、尊敬するばかりだ。

 2018年は「ロシアにおける日本年」(日本におけるロシア年)だそうで、私も両国の交流に役立つことができるように自分を磨いていきたい。(了)

(構成は藤田尚樹が担当しました)

週間ランキング

集計期間 12/09〜12/16

お知らせ

受付

苫小牧民報社から