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被災地町長に聞く-胆振東部地震

(下)1次産業の復興へ決意 むかわ・竹中喜之町長

2018/10/8配信

 ―むかわ町も甚大な被害に遭った胆振東部地震をどのように受け止めているか

 「4300世帯8300人の町民が大なり小なり被害を受けた。地震の前日に台風21号があり、その調査も終わらぬうちに、立て続けに地震が起きた。インフラをはじめ町の復旧は進みつつあるが、相次ぐ余震で不安を抱えている方々はまだ多くいる」

 ―復旧、復興に向けた取り組みや課題は

 「住み慣れた住宅が地震で全壊、半壊など被害に遭った町民は多く、そうした人たちの住居確保が極めて重要だ。町内では仮設住宅の建設が進んでいるが、被災者が安心して暮らせるようサポートしていきたい。さらに、これからは被災者の生活再建への支援が必要だと考えている。このため、生活再建に関する情報などをハンドブックにまとめて必要な方に配布しているところだ。福祉的な取り組み強化も重要だ。また、今も避難所生活を続けている方がおり、ストレス障害などへの対応も大切。今回の地震で町民からさまざまな不安の声を聞く。町民の皆さんが一日も早く日常生活に戻れるよう取り組んでいきたい」

 ―1次産業の被害も大きかったが、町としてどう支援していくか

 「今回の地震で農業や林業など町の基幹産業である1次産業が被災した。被害状況の調査も進めており、1次産業を復興していかなければならないと強く思っている。こうした中でむかわ特産のシシャモの漁が始まった。これを足掛かりに町が復興し元気になっていけば。豊漁を期待しており、全国にむかわ町の元気を発信していきたい」

 ―町民へのメッセージを

 「大きな地震で被災したという現実から、町民の皆さんの協力を得ながら、この町の復旧、復興への歩みを着実に進めていきたいと考えている。被災した方々の課題、地域経済、地域社会の問題の解消に取り組んでいく。町内外からたくさんの人の力を借りながら、未来に向けて子供たちが誇れるようむかわ町の新しい価値づくりに努めたいと思っている」

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