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豪雨被災地支援

(下)「すずらん湯」で癒やし 第7後方支援連隊

2018/7/26配信

 「さいがいにあっているわたしたちのために北海道から来てくれてありがとう」(原文ママ)―。広島県三原市で入浴支援に当たる第7後方支援連隊(東千歳駐屯地)に、子供が感謝を込めて手書きで寄せたメッセージ。「すずらん湯」の名でお風呂を提供する、真心を込めた同連隊の支援が、被災者の癒やしにつながっている。

 同連隊の永浦大介補給隊長(38)以下、女性自衛官4人を含む計32人で「北方第2入浴支援隊」を編成し、12日から三原市で活動している。本郷地区の北方コミュニティセンター駐車場に、大きなテントを設けて風呂を設営。「すずらん湯」ののれんが毎日、午後3時から同11時まで被災地の風に揺れる。

 風呂は男湯、女湯に分かれ、1時間当たり100人程度の利用が可能。1日平均300~400人の利用があり、開設時間内に利用者が途切れることはほぼなく、午後7時台はひっきりなし。永浦隊長は「初日は『1週間ぶりに入れた』など喜びの声を頂いた。毎日入りに来てくれる方も多い」と話す。

 隊員たちも経験したことがない酷暑が続く中、被災者目線で快適な環境を整える。脱衣場には冷風で気温を下げるスポットクーラーを設置し、風呂場とは別に「足水」のコーナーも設けた。家族連れなど男女で来る人も多いが、「だいたい女性の方が入浴時間が長い」と見て取るや、待ち合わせ場所も設営した。

 同連隊は災害支援のエキスパート。東日本大震災や熊本地震など各地の被災地でも活動してきたが、永浦隊長は「場所や季節が違えば対策なども変わってくる」と細心の注意を払う。連隊キャッチフレーズは「真心」「匠(たくみ)」「絆」だが、特に「真心」の発揮を重視し、「いつも笑顔で接しながら、どうすれば被災者のお役に立てるか考えている」と力を込める。

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