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新春インタビュー-恵庭

(6)夢はエコロジーで世界一のガーデン 庄司開作・えこりん村村長

2016/1/18配信

 ―今年のキーワードは

 「『つながる』です。今年はえこりん村が開業10周年を迎えるが、2年ほど前から地域の皆さんと一緒になって動き、楽しませてもらう機会が増えている。『えにわマルシェ』だったり、地域の農家さんに野菜を販売してもらったり、キャンプを一緒に企画したりと、『えこりん村でやるのはいい』と言ってくれる人もいる。地域とつながると無限のパワーを感じる」

 「えこりん村は学校とか、自宅の庭とか、普段できない体験ができるところだが、(同村が)体験の提供者という形は嫌。一緒に楽しもう、一緒に盛り上がろう、一緒につくり上げよう、というのが面白い。これまで市や市教育委員会をはじめ、いろんな方に協力いただき、どんどんと形になってきている。さらにみんなが大きな輪でつながり、えこりん村で楽しいことをする年にしたい。(10周年で)100周年ぐらいであればとも思うが、何か楽しい企画も考えていきたい」

 ―具体的に考えていることは

 「2016年度は新たに仮称・えこりん村学校プロジェクトを始める節目の年にしたい。1年間の体系的なプログラムを作るのは初めてで、今年度はずっと調査し、計画や組織をつくってきた」

 「これまでも田んぼの稲作、ヒツジやアルパカの飼育体験など体験・体感できるプログラムはあったが、そうした教育的な体験できるプログラムを一つにまとめ、『えこりん村の体験プログラムの一覧です、どれをしますか』『遊びに来て一緒に楽しもうよ』という表現をしたい」

 「(1年間活動する)『えこりん村の子どもたち』も行ってきたが、農業や森遊びなど範囲が広かった。これを範囲をぐっと絞り、狭くなるけれど、奥行きのあるスクール形式にすれば面白いと思う。もちろん当日だけの飛び込み参加もできるようにしながら、より専門的にじっくり体験してもらいたい」

 「外でいっぱい遊んで、楽しんで、勉強という言葉は嫌いだけれども『学舎えこりん村』という感じ。えこりん村はみんながみんな、実は先生になれると思っている。田んぼの先生、ヒツジの先生、トマトの先生とかいる。みんながつながり、楽しいえこりんにしたい」

 ―1月からウインターツアーを行っている

 「これも広く深く、深く深く伝えたいと思って始めた。(同村の)自分たちがどうあるべきか、自分たちが持っている強みを、どうすれば一番よく表現できるかを考えた企画。(同村は)理念や使命をしっかり表現する場で、来た人にしっかり伝えていく」

 「(30、31日に予定している)犬ぞり大会も実行委員会で開くようになって5年目。いろんな人が関わってくれて、他ではできないことをやれているのがうれしい。今年も『えにわマルシェ』が同時開催されるが、観光的なところで地元の人が集まるというのは中々ないと思う」

 ―銀河庭園も10周年

 「かなり充実した庭になった。生きものの成長力というか、どんどん板についてきたと思う。ガーデンの植物、モニュメント、いろいろあるが、初めは外から持ってきたものが、全部そろえたてのピカピカの1年生という感じだった。なじんでいないというか。10年たってようやく、これから先、さらに10年が見えてきたと思う」

 「例えばトーテムポールは風化し、朽ちていってもそのままにしているが、銀河庭園も(モニュメントも含めて)自然素材でガーデンを造っているので、木や創作物はいずれは朽ちると思っている。そういう意味で自信があると言うか、どうすべきか明確に方向性も見えてきたところ」

 ―インバウンド(訪日外国人旅行者)誘客のため何か考えることはあるか

 「あそこに行ったら楽しいと思ったら、『あれ、ここ外国?』みたいな、そういう意味でショックを受けるというのは。(同村のように)環境、自然、教育をやるなら、外国に造った方がいい。えこりん村はあくまで恵庭であって、恵庭や千歳、札幌の地域で、地元で盛り上がっていくことをまず考えたい」

 ―将来の夢は

 「すてきなガーデンは道内にいっぱいあるが、うちのキーは(環境に配慮し、地球に優しい)エコロジー。エコロジーなテーマガーデンとして世界一を目指す。環境、地域、社会としっかり表現し、未来を生き抜いていけるような、楽しく暮らしていけるような、いろんな気付きがある世界の人々に尊敬されるガーデンにしていきたい」(おわり)

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