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この1年2018-千歳・恵庭

(2)千歳市人口9万7000人達成 10万人のまち視野に施策展開

2018/12/21配信

 千歳市の人口が4月18日に9万7012人となった。2020年度の目標値だったが、2年前倒して達成したことになる。全国的な人口減少を尻目に、新千歳空港の活況などで転入が転出を上回る社会増が進み、当初の推計を上回る速度で増加した結果だった。

 市が当該年度の実績値として用いる10月1日の人口は、14年度が9万5426人、15年度が9万5765人、16年度は9万6301人、17年度は計画値を291人上回る9万6711人だった。18年度がスタートし、4月1日現在の人口は転出者増を受けて、前月比607人減の9万6119人だったが、19日までに転入者らによる約900人の増加が見られ、9万7000人を超えた。

 人口は自治体にとっての財産となるため、市は増加を狙った施策に力を注いできた。市は11年度に策定した第6期総合計画(6総計、11~20年度)で20年度の人口目標を9万5000人に定めていたが、13年度に早くも達成した。

 このため15年3月に行った6総計の中間見直しで目標を9万7000人に上方修正。同時に個別計画として「千歳市移住・定住促進プロジェクト」(15~20年度)を策定し、婚姻や出生率、転入数の増加などを目指し、出産や子育て支援、企業誘致などの施策を本格的に開始した。

 さらに16年3月、国の地方創生の取り組みと連動して同プロジェクトを発展させた「千歳市人口ビジョン・総合戦略~みんなで9万7000プロジェクト~」(15~20年度)を策定して、施策の推進を図ってきた。6総計初年度となる11年5月は約9万4000人。この7年間で約3000人の増加を見せたことになる。

 山口幸太郎市長は今年の初めに、次の人口目標を「10万人」と表明している。今年度内には出生や転勤といった人口の推移に関する仮定を設定し、地域の実情に応じた調査や分析を行った上で60年までの将来展望となる「人口ビジョン」を策定する見通し。

 10万人のまちづくりに向けた施策が盛り込まれる次期総合計画の策定準備も今年度から取り掛かった。庁内に総合計画策定会議を設置するなどし、19年度に具体的な数値や目標をまとめた素案を庁内会議や都市経営会議、総合計画審議会で協議して20年度に策定する予定だ。

(渡辺篤)

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