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当店のいっぴん

すし店が作る本格そば
苫小牧 金太郎寿し
手打ちそば

2019/11/18配信

 苫小牧市明徳町の道道苫小牧環状線(双葉三条通)沿いにあるすし店。店主の城戸弘さん(67)が妻の美年子さん(64)と二人三脚で営んでいる。

 自慢の一品は「手打ちそば」。「すし店なのに?」と意外に思うが、そば打ちブームだった2007年、そばも提供できればすし店にもっと入りやすくなるのではと、市内でそば工房を主宰する松崎美智子さん(79)に弟子入り。ソバをひくところからつゆの作り方まで学び、腕を磨いてメニューに加えた。

 ソバは道内各地から取り寄せて独自にブレンド。毎朝、10人分ほどを石臼でひき、手打ちをしている。「新鮮、出来たてが一番おいしい」と弘さん。甘じょっぱいつゆも、いりこ(煮干し)とかつお節をメインにして手作りしている。

 口に入れるとソバの風味がほのかに広がり、こしのある麺の歯応えに満足感を覚える。つゆとの相性も抜群だ。「もりそば」を税込み650円、「生寿しセット」にして同980円で提供している(なくなり次第終了)。

 すしは、20歳だった1972年から6年間、同市錦町にあったすし店「かど蛯」で修業し、客の舌を満足させている。すし好き、そば好きの両方から支持され、弘さんは「1978年に開業してから、そばのおかげで長く愛される店になった。すし屋で手打ちそばを出しているのは市内ではうちだけ。そばには感謝しかない」と笑顔を見せる。

 苫小牧市明徳町1の9の4。営業時間は午前11時~午後9時。ラストオーダーは午後8時。火曜定休。電話0144(67)3920。

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