辛みそスープによく絡む麺
麺商(めんしょう) 三春商店 辛味噌ラーメン
2021/6/28配信
苫小牧市勇払で昨年4月に開業したラーメン店。小原亘代表(42)が札幌市内のラーメン店に10年間勤めた経験を生かし、料理に腕を振るっている。
人気は「辛味噌(みそ)ラーメン」(880円)。8時間かけて弱火でだしを取った清湯(ちんたん)スープをベースにして辛みそで味を付け、炒めたモヤシやピーマン、タマネギなどとチャーシューを載せ、仕上げている。
特徴は麺のゆで方。鍋の湯の中で麺を泳がせるようにゆでて平ざるですくい、湯切りする。味噌、醤油(しょうゆ)、塩(いずれも780円)の各ラーメンも同様にしており、麺が傷つくのを極力避けるため、「伸びにくくて、スープにも絡みやすい仕上がりになる」と明かす。
この他、定番の「チャーハン」(700円)に加え、まかない料理の評判がよくてメニューに加えた「もやし炒め定食」(780円)などもある。小原さんは「お客さんが『おいしかったから』と、休日に家族を連れて遠方から来てくれるのがうれしい。地元勇払への恩返しになるよう頑張りたい」と力を込めた。
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注文時に「民報を見た」と伝えると、味付き卵(100円)を7月末まで無料でサービスする。
苫小牧市勇払5の11。営業時間は午前11時~午後2時と午後5時~午後9時(月曜日は昼間のみ)。火曜定休。座席はカウンターを含め13席。電話0144(84)6030。