秘伝の調味料で味付け 苫小牧
大同江 牛タン
2021/5/24配信
苫小牧市啓北町の焼き肉店で、店長の脇本宗一郎さん(39)が先代の店名と秘伝の味を引き継ぎ、19日に再オープンした。
数あるメニューの中でも、牛タン(1人前950円)は定番でありながらこだわりの一品。脇本さんが「他店よりも食べ応えを重視した」と話す通り、牛タンはボリューム感を出すために分厚く切り、秘伝の調味料で味付けしている。口に入れると強めの塩味で、お酒や白飯との相性は抜群に良い。
カルビ(同750円)やサガリ(同820円)もお薦めだ。
店は1973年に同市見山町で開店し、78年に啓北町に移転した後、店主が亡くなって2年前に閉店した。子どもの頃から店の味に親しんでいたニシムラ塗装(同市新富町)の西村知行社長が店を買い取り、札幌市で焼き鳥店の店長を務めていた脇本さんに知人を通じて経営を依頼。快諾した脇本さんは、先代夫人から秘伝の味を引き継いで再オープンした。
店内のテーブルや椅子はニシムラ塗装の社員が手作りしており、温かみのある雰囲気。脇本店長は「明るく元気に営業したい。気軽に足を運んでもらえるアットホームな店をつくっていきたい」と話す。
苫小牧市啓北町2の12の14。営業時間は平日午後5時~同11時、土日祝は午前11時~午後11時。月曜定休。電話0144(84)6682。