鮮度に自信 旬の魚介
苫小牧 春夏秋冬活魚料理北海
厳選舟盛り
2020/12/21配信
のれんをくぐると、店内に設置されたいけすが目に留まる。マツカワやヒラメなどが泳ぎ回り、注文を受けた後、いけすから取り出してさばき、提供する苫小牧市錦町の活魚料理店。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しながら、来店客を温かくもてなす。
お薦めは「厳選舟盛り」(税込み3828円、2人前)。本州産や道産のクロマグロをはじめ、函館産イカ、積丹産バフンウニ、道産ボタンエビ、えりも産活ツブ、噴火湾産ホタテと新鮮な魚介類が、鮮度と品質を保つ包丁さばきによって舟型の器に盛り付けられている。色鮮やかな見た目が食欲をそそる。
1989年にオープンした店は、企業関係者や観光客の利用が多く、日替わりで入荷する旬の魚やカニなどが人気。冬はカキやカニ鍋が好評だ。
コロナ禍の中、新北海道スタイルを順守し、従業員の体調管理、マスク着用、店内の設備や器具の消毒を徹底する。鍋料理を1人前ずつ提供し、仕切り板を設置するなど感染防止を心掛ける。
角道友也店長(38)は「活魚料理が楽しめるので、味わってもらいたい」と話した。
苫小牧市錦町2の5の7。営業時間は午後5時から同11時まで。定休日は月曜日(28日は営業)。電話0144(34)3336。