第2部 下 限られた財源でどう救うか 感染症対策を最優先 (2021/3/4) 「すべて税金なので、一定の条件を付けてやるのが賢明」―。開会中の苫小牧市議会定例会で、新型コロナウイルスに伴う市の対策をめぐり、岩倉博文市長がそんな風に答弁す…
第2部 中 要件緩和を求める声 「救える限界」見え隠れ (2021/3/3) 苫小牧市が新型コロナウイルス感染症対策の支援策を考える上で、根拠の一つにしたのが影響調査の結果だった。昨年9月1日を基準日とし、市内の全7323事業者を対象…
第2部 上 尽きない支援の必要性 スピード重視で施策 (2021/3/2) 新型コロナウイルス感染の「第1波」が道内に到来した昨年3月上旬、苫小牧市は影響の実態把握を本格化させた。コロナ禍で止まりかねない経済に危機感を強め、岩倉博文…
第1部 4 厳しい現状「耐えるしか」 支えてくれる常連客に感謝 (2021/2/26) 苫小牧市内の居酒屋やバーなどで20年以上働き、今は錦町で「Bar Genie(バー ジーニー)」を営む板東悟さん(44)。長年かけて培った人脈は広く深く、常…
第1部 3 「夜の街」の力に 絶やさぬ明かり 安心追求へ客席を個室化 (2021/2/25) 「こんなときにお店をやるなんて」―。新型コロナウイルスの緊急事態宣言下の昨年4~5月。店に届いた手紙を目にしたとき、「覚悟はしていたけど『ぐさっ』ときた」。苫…
第1部 2 「強い店」目指し挑戦 影響長期化 出店見送る (2021/2/24) 胆振管内で新型コロナウイルス感染拡大が続く中、不安を抱えながら年を越した苫小牧市大町の居酒屋「izakaya草―sou―」店主の佐藤伸也さん(36)。書き入れ…
第1部 1 苦境打開へ自ら行動 バーからカレー店に転身 (2021/2/23) 「自分で何か動きだすことが大事だと思う」―。スープカレー店「94Store」を昨年9月4日、苫小牧市糸井で開業した小谷毅さん(34)はしみじみと話した。新型コ…