《5》 問われる情報発信の在り方 都道府県で異なる基準 (2020/8/28) 「本人の同意が前提だが、従業員が感染した事実は知らせる必要がある」―。苫小牧市内の大手企業の広報担当者は異口同音に強調する。7月30日から8月1日にかけて、ト…
《4》 迅速な対応で不安払拭 なかの保育園が園名公表 (2020/8/27) 「園名を公表する必要がある」―。苫小牧市元中野町のなかの保育園で3月15日、園児が新型コロナウイルスに感染していることが判明し、市と同園は協議して園名の公表に…
《3》 手探りでの態勢構築 公表ためらう事情も (2020/8/26) 「居住地情報の公表が市民への注意喚起など感染予防につながる」「個人情報は漏れないよう配慮します」「デメリットとして個人が特定される可能性があります」―。 …
《2》 市独自で居住地発表 積極的な情報発信にかじ切る (2020/8/25) 「胆振管内在住と言われているが、苫小牧市内で感染が確認された」―。2月22日午後6時から苫小牧市役所で開かれた記者会見で、岩倉博文市長はそう切り出した。市内で…
《1》 クラスター発生の危機に直面 情報発信の限界あらわに (2020/8/24) 「クラスター(感染者集団)になるかも」―。8月2日午前の苫小牧市役所一室。日曜日にもかかわらず、緊張感に包まれていた。市内の企業・団体による新型コロナウイルス…