PCRセンター25日開設 医師独自の判断で検査可能に 第2、3波に備え 苫小牧市医師会
- 2020年5月21日
苫小牧市医師会は21日、新型コロナウイルスの感染の有無を調べる「苫小牧PCR検査センター」を25日に苫小牧市内に開設すると発表した。管内の医療機関(東胆振1市4町)の医師が検査を必要と判断した人が対象。プレハブ内の気密性の高いボックスから医療スタッフが手だけを出し、歩いてきた患者から検体を採取する
苫小牧市医師会は21日、新型コロナウイルスの感染の有無を調べる「苫小牧PCR検査センター」を25日に苫小牧市内に開設すると発表した。管内の医療機関(東胆振1市4町)の医師が検査を必要と判断した人が対象。プレハブ内の気密性の高いボックスから医療スタッフが手だけを出し、歩いてきた患者から検体を採取する
苫小牧市の岩倉博文市長は21日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う市独自の経済対策として、休業要請や感染予防に協力し、道、市の支援金制度の給付が決定した市内の事業者の2カ月分の水道料金、下水道使用料を全額免除すると発表した。 休業要請や感染リスクの低減に協力することを条件に、道
道と札幌市は20日、新たに同市の70代男性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。道内の感染者数は延べ1019人(実人数1007人)。道が休業要請解除などの目安とする数値目標「5月末までに目指す姿」を初めて達成した。 道内の累計検査人数は、20日午後4時現在で1万1435人。治療
新型コロナウイルスの緊急経済対策で、国民1人当たりに10万円を支給する「特別定額給付金」の支払いが厚真町に続き、むかわ町でも始まった。11日から始まった申請の受け付けは19日で8割を突破し、今月中には全体のおよそ7割の口座振り込みを完了する見通しだ。 町によると、特別定額給付金は4月27日
登別市と白老町は新型コロナウイルス対策で、登別の廃棄物処理施設クリンクルセンターで7月に計画していた「リサイクルまつり登別・白老」の中止を決めた。 まつりは、廃棄物の排出抑制や資源化について理解を促すイベントで、登別市と白老町が共催して毎年7月に開催。今年も予定していたが、新型コロナ感染拡
帝国データバンク札幌支店が4月16~30日に実施した新型コロナウイルスに対する道内企業の意識調査で、自社の業績について「マイナスの影響」を見込む企業が86・5%に上った。3月の前回調査に比べ8・4ポイント上昇し、感染症の影響が拡大している。自社が事業を継続する上で重要なことでは、「従業員の健康管理
道は20日、春の大型連休期間(4月29日~5月6日)の道内主要施設の観光客数が前年同期比で94・4%減だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2010年の調査開始以来、最大の下げ幅となった。 調査は道の駅や動物園、水族館など34の主要観光施設を対象に実施。客の実数は公表してい
北洋銀行(安田光春頭取)は9月30日まで「ほくよう北の医療応援債」を募集する。新型コロナウイルス患者の治療に奮闘する道内医療従事者を支援しながら、地域経済に貢献するのが目的。発行金額の0・2%相当額を道などに寄付する。 取扱総額は50億円。北洋銀によると同債権を利用すると、「優良企業」とし
札幌市と近郊の10~30代の若手で構成する労働組合、さっぽろ青年ユニオン(岩崎唯執行委員長)は6月4日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市内コールセンターの「3密」解消など環境改善を札幌市の秋元克広市長に要請する。コールセンター従業員からの労働相談が相次いでいるため。 同団体によると、
千歳市は20日、新型コロナウイルス感染症対策に関する山口幸太郎市長の市民向けビデオメッセージの配信を始めた。市ホームページの「山口幸太郎市長からのビデオメッセージ」の画像をクリックすれば動画投稿サイト「ユーチューブ」に接続し視聴できる。 メッセージは、市民向け(5分20秒)と児童・生徒向け
連合苫小牧は6月末まで、新型コロナウイルスの感染予防策として全世帯に一律2枚が配布される「布マスク」の寄贈を呼び掛けている。マスクが不要な人から未開封、未使用の状態で譲ってもらい、子どもや高齢者の施設、団体などに届ける取り組みだ。 政府の布マスクは、先行して配った物から不良品が相次ぎ、回収
苫小牧市表町の苫小牧経済センタービルに21日、国の「持続化給付金」のサポート申請会場が設置された。新型コロナウイルスによる営業自粛などで影響を受けた中小企業や個人事業主などを対象に、完全予約制で申請作業を支援する。 経済産業省は今月末までに全国400カ所以上の設置を予定している。希望者は同
苫小牧市のMOA苫小牧はこのほど、市社会福祉協議会の愛情銀行へ「医療機関や福祉施設で役立ててほしい」と、会員が手作りマスク70枚を寄贈した。 同団体は4月30日にも手作りマスク70枚を寄贈している。
新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛や「3密」(密閉、密集、密接)を避ける動きを受け、結婚式や披露宴の延期が相次いでいる。苫小牧市でブライダルサロンを展開するグランドホテルニュー王子の黒井克哉総支配人は、「開業以来、かつてない状況」と深刻さを訴える。今後のめどは見えていないものの、収束後の再開に
苫小牧青年会議所(JC)は19日、オンラインによるオープン例会を初めて開いた。JCメンバーや一般市民ら約90人が参加。新型コロナウイルスが経済活動に影響を与える中、行動する必要性を学んだ。 同会議所経営力向上委員会(秋田純輝委員長)が企画。システム運営のため、同委員会メンバーや阿部和法理事
JR苫小牧駅南口の旧商業施設「駅前プラザエガオ」をめぐる訴訟で、札幌高等裁判所は27日に予定していた2審の第1回口頭弁論の期日を取り消し、当面延期することとした。新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言の解除が北海道で見送られたことなどを踏まえた判断となる。 苫小牧市によると、札幌
北海道は国の新型コロナウイルスの緊急事態宣言が続き外出自粛を求められる一方で、道は石狩管内を除く地域で飲食店などへの休業要請を緩和した。このためか先週末は、苫小牧市内の商業施設や飲食店などで3密(密閉、密集、密接)となる光景も散見された。東胆振では、感染予防と経済活動のバランスをどう取ればいいのか
苫小牧市内の山手北光町内会(結城正敏会長)は新型コロナウイルスに関連した住民支援策として、加入する約400世帯に1世帯当たり3000円の見舞金を配布した。今年度予定していた町内会のイベントが新型コロナの影響で中止となったため、その予算を活用した。 同町内会では敬老会など住民が集まるイベント
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な新車需要の低迷が、苫小牧市内での自動車部品製造にも打撃を与えている。苫小牧工場を操業するダイナックス(本社千歳市上長都)、アイシン北海道(苫小牧市柏原)は5月末まで、従業員を一時的に休業させる「一時帰休」を実施。トヨタ自動車北海道(同勇払)も生産ラインの一
政府は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が継続している8都道府県について、解除の是非を21日に判断する。感染が沈静化している京都、大阪、兵庫の3府県で解除が有力視される一方、新規感染者数が解除の目安を上回っている北海道や東京は厳しい情勢だ。 菅義偉官房長官は19日の記者会見で、8
道と札幌市は19日、新たに3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。道内の感染者は延べ1018人(実人数1006人)となった。居住地非公表の90代の女性が亡くなり、道内の死者は計77人になった。 クラスター(感染者集団)が発生している札幌市北区の介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ
安平町議会は19日、臨時会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などの影響で、売り上げが落ち込む町内飲食店、宿泊業者など事業者への追加経済対策支援金などを盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。これを受けて町は20日から、同支援金申請の受け付けを開始した。
安平町は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための緊急措置として、全町民を対象にタクシーを使用した際に掛かった運賃の半額を補助することを決めた。事業関連費として計上した200万円を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算が19日に開かれた町議会臨時会で成立し、町は22日から運用をスタートさせる方向で進
新型コロナウイルス対策として、国民1人当たり10万円を配る特別定額給付金の苫小牧市での申請受け付けが11日に始まり1週間が経過した。申請書は市が18日までに市内約9万世帯に発送済みで、市民からの申請はすでに全体の7割の約6万4千件に達している。市役所に続々と届く申請書類の確認作業を職員が急ピッチで
道と札幌市は18日、同市の年代、性別非公表の会社員1人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染者数1人は、全道で感染者がゼロだった4月6日以来の低水準。居住地非公表の90代の女性が亡くなり、道内の死者は計76人となった。 道内の感染者数は、延べ1015人(実人数1003人)。現
白老青年会議所(白老JC、岩崎孝真理事長)は18日、町内の小中学校で活用してほしいと、新型コロナウイルス対策の不織布マスク3250枚を白老町に寄せた。 マスクの寄贈は、白老JCの新型コロナウイルス感染拡大防止支援事業の一環。市販マスクの品薄が続く中、子どもたちの安心安全な学校生活に向けて企
札幌圏の住民の8割弱が、新型コロナウイルス感染症がまだ拡大すると思っていることが、アンケート調査で分かった。外出自粛のストレスは約6割が抱え、感染拡大を受けて実際に自粛していることは「外食」が8割弱と最も多くなっている。 札幌市の広告会社「インサイト」が18日、発表した。調査は8~13日に
千歳市支笏湖温泉地区の支笏湖自治振興会(佐藤進会長)、国立公園支笏湖運営協議会(佐々木義朗会長)など4団体は18日、新型コロナウイルス感染拡大による観光などへの影響に対し、支援を求める緊急要望書を山口幸太郎市長に提出した。 同協議会の佐々木会長、支笏湖温泉旅館組合の川崎孝利事務局長、支笏湖
新型コロナウイルス感染症対策に最前線で尽力するすべての医療従事者に感謝の気持ちを―と、千歳市は18日、東雲町の本庁舎西側の外壁を青色のLED(発光ダイオード)でライトアップした。当分の間、午後5時から同10時まで「感謝の青」で庁舎を照らす。 LEDライトなどの資材は、市職員から1口1000
札幌市内で10店舗のベーカリーショップを運営する「どんぐり」(野尻雅之社長)は18日、北海道新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・鈴木直道知事)に同社製造のパンを贈った。 野尻社長らスタッフが対策本部を設置する道庁を訪問。中野祐介副知事と、対策本部で24時間体制で道民からの相談などに対