苫小牧出身のシンガー・ソングライター 飯島アツシさん 新曲発表 アンダーグラフ 真戸原さんと共同制作

苫小牧出身のシンガー・ソングライター 飯島アツシさん 新曲発表
アンダーグラフ 真戸原さんと共同制作
新曲をリリースした(左から)真戸原さん、飯島さん、近藤さん(提供)

 東京を拠点に活動する苫小牧出身のシンガー・ソングライター飯島アツシさん(39)は27日、各種配信ストアで新曲「独りにならないで」を発表した。「悲しくつらい出来事に立ち向かう人を歌で勇気づけたい」と話す。来年夏ごろ、地元苫小牧での凱旋(がいせん)ライブも計画している。

   CD売り上げ40万枚のデビュー曲「ツバサ」で知られるアンダーグラフのボーカル真戸原直人さん作詞、元EXILE清木場俊介さんに楽曲を提供した近藤田付也さん作曲。美しいメロディーラインが特徴で、心に響くスローバラードを飯島さんが歌っている。

   国内で地震や洪水など災害が頻発する中、「つながりや孤独にさせないことをテーマにした」と飯島さん。「つなぐ思いが苦境を乗り越える大きな力になる。大切な人と一緒に聞いてほしい」とアピールする。

   作詞の真戸原さんは「誰もが抱きがちな孤独感を、感じないでほしいとの思いを込めた」と話し、飯島さんや近藤さんへのメッセージでもあるという。作曲の近藤さんは「壮大さや温かさ、優しさを感じるピースフルなメロディーにした。サビは皆で歌うイメージがある」と語る。

   「独りにならないで」はiTunes、Spotify、LINE MUSICなど各種配信ストアでダウンロードできる。年内はさらに「ステージへ」(12月11日)、「Everyone’s Love」(同25日)と2曲を発表する予定。

   飯島さんは昨年4月、千葉県出身の漫画家浜田ブリトニーさんと音楽ユニット「FISH」を結成。SDGs(持続可能な開発目標)がテーマのオリジナル曲を集めたアルバム「SDGs for GOALS【2】」を全国発売するなど精力的に活動し、将来は日本武道館での単独公演を目指している。