苫小牧みなと市場で冬遊び満喫 ぷらっとかまくら祭り

苫小牧みなと市場で冬遊び満喫 ぷらっとかまくら祭り
カーリングを楽しむ参加者

 苫小牧市港町の「海の駅ぷらっとみなと市場」は28、29両日、第2回ぷらっとかまくら祭りを開いた。市場前にかまくらや雪の滑り台、カーリングリンクを設営し、家族連れらが冬を満喫した。

   雪の少ない苫小牧で新たな冬のイベントを定着させる試み。昨年は新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、かまくら内の飲食を中止するなど祭りには程遠かったが、今年は満を持してにぎわいを生み出した。

   28日は好天に恵まれ、かまくら内で家族連れらが海鮮を炭火焼きで味わったり、滑り台で子どもたちが自由に遊んだり。キッチンカーもずらりと並び、市場前はお祭りムードに包まれた。

   今年新たに作ったカーリングリンクでは、漬け物石で競技する「ピクルス・ストーン・カーリング」を展開。同市拓勇東町の主婦、岩村香里さん(38)はカーリング初体験に「力加減が難しく、負けたけど、楽しい」と喜んでいた。

   餅つきには岩倉博文市長と市公式キャラクター「とまチョップ」も駆け付けてきねを振るい、見学者は無料で配られた雑煮をおいしそうに味わった。