錦大沼 ワカサギ釣り解禁 待ちわびた愛好者集う

錦大沼 ワカサギ釣り解禁 待ちわびた愛好者集う
寒さの中、ワカサギ釣りを満喫する人たち=3日午前8時ごろ

 苫小牧市樽前の錦大沼で3日、ワカサギ釣りが解禁された。昨シーズンより6日遅れとなったが、待ちわびた人たちが早朝からさおを手に集まり、氷上の釣りを楽しんだ。

   同日午前の苫小牧の最低気温は、平年より3・5度低い氷点下12・2度(午前6時54分)。冬型の気圧配置の影響で厳しく冷え込む中、防寒着姿の愛好者が氷に開けた穴に糸を垂らし、体長5~6センチの小さな魚を次々に釣り上げた。

   動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開するため、動画撮影しながら釣りをしていた市錦岡の会社員和田卓也さん(52)は1時間ほどで約50匹の釣果。「毎年5、6回は来る。ここは水が良いので、ワカサギがおいしい」と笑顔を見せた。

   入場無料。利用時間は午前7時~午後5時。今後の天候次第だが、例年だと3月上旬まで楽しめる。