苫小牧駅南口で清掃活動 駅前広場景観推進会議 中心市街地 美化に取り組む

苫小牧駅南口で清掃活動 駅前広場景観推進会議 中心市街地 美化に取り組む
閉鎖した商業ビルが残るJR苫小牧駅南口前でごみを拾う参加者

 苫小牧市の中心市街地の美化に取り組む駅前広場景観推進会議(杉村原生代表)は24日、JR苫小牧駅南口の駅前広場などの清掃に活動した。

   2019年から年4回ほど午前8時半をめどに実施しており、近隣商店街、市、苫小牧信用金庫、JR北海道、苫小牧観光協会、花壇整備に励む市民グループなどが毎回協力している。

   この日は年内最後の活動で、総勢40人が参加。それぞれごみ袋を持ち、ぽい捨てされた空き缶やペットボトルなどを次々と拾った。散乱していた枯れ葉もほうきでかき集め、1時間ほどで回収したごみは90リットルの袋で約30袋に上った。

   市内中心部でライブハウスを営む杉村代表は「活動中に『これは何の取り組みですか』などと話し掛けてくれる人がいた。駅前を放っておけない、と考える人を増やしたくて続けているので、関心をもっと広げたい」と語った。