処理基本計画 改定へ答申書 白老町廃棄物 減量等推進審議会

処理基本計画 改定へ答申書 白老町廃棄物 減量等推進審議会
答申書を手渡す山丸会長(右)

 白老町廃棄物減量等推進審議会(山丸和幸会長)は22日、町一般廃棄物、災害廃棄物処理基本計画(2024~33年度)について、新年度の改定に向けた考え方を示す答申書を町に提出した。

   答申は一般廃棄物に関して、「高齢化によるごみ出し困難者の増加やリサイクル率の低下が懸念される」とし、ごみ出し支援や資源物回収量を増やすための検討と実施を求めた。災害廃棄物は「平時から災害に備える意識の醸成が必要」とした。

   両計画は、一般廃棄物の減量化や再生利用の推進策と目標値、災害による損壊家屋やし尿を迅速に処理するための応急策や復旧・復興対策を定めている。

   山丸会長は「日ごろから発災後を意識し、ごみ排出抑制に取り組むことが重要」と指摘し、大塩英男町長は「町民の快適な生活を確保するため、答申をしっかり受け止める」と述べた。

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