苫小牧・高丘の森でフクロウ2羽 古木の穴にすっぽり収まる
2018/2/9配信
フクロウ2羽が苫小牧市高丘の森の奥深く、冬の寒さに耐えるかのように古木のうろに入っているのを見つけた。柔らかそうな羽毛に覆われた丸い体が愛らしい。
フクロウは全長50センチほど。夜行性でネズミなどを食べる。そのユーモラスな姿から「森の物知り博士」「森の哲学者」などと親しまれている。高丘の2羽は、雪が降り積もった森で、幹に大きな穴が開いた古木の中にすっぽりと収まっていた。寄り添う姿からつがいとみられる。寒風が吹き付けると体の羽毛がふわふわと揺れる。時々、頭を左右に回転させたり、目をしばたかせたりしていた。
フクロウを観察していた札幌市の野鳥愛好家の女性(72)は「とてもかわいくて、感動した。2羽が元気に生きていける環境がこれからも守られれば」と話した。