企画・特集
水 探訪
(3)七条大滝
(2009年 6/5)
勇払川上流にある七条大滝。豪快に水しぶきを上げる |
新緑の季節を迎えた深い森の中、ドドッと大きな水音を響かせる。
「わあ、すごい」。びょうぶのようにえぐられた岩壁の上から、豪快に流れ落ちる光景に、この滝を見に訪れた人たちが歓声を上げた。
樽前山の伏流水を集めた勇払川。その上流部に七条大滝=苫小牧市丸山=がある。落差およそ15メートル。川の豊富な流れが、水のカーテンをつくる。厳冬期には滝も凍りつき、巨大なつららが現れる。
幕末の探検家、松浦武四郎が安政4(1857)年に樽前山ろくを歩いた際、「ユウフのソウ」という滝を見たと、志古津日誌に記している。この滝が七条大滝ではないかと、苫小牧の郷土史研究家の間で話題になったこともある。


