釣り情報

苫小牧東港のポイント紹介 (2008年9/4掲載)

苫小牧東港

 さまざまな魚種の回遊がある苫小牧港・東港。沖に向かって東側に面する岸壁は苫東厚真発電所の温排水が通年放水されるためか、プランクトンが多量発生す るので、魚たちの豊富な餌場となっている。回遊してくる中には、道内では珍しい魚も多く、その魚に適した道具や仕掛け類を工夫しながら、多彩な釣り方で楽 しめるのが魅力のようだ。旭川や帯広方面から訪れる人たちも増えている。この東港のポイントを紹介する。

(1)フェンス前

フェンス前

多彩な魚種が回遊していくる好ポイント=フェンス前

 山側から安全のために張られたフェンスがあるため、釣り人はフェンス越しの釣りとなる。

 フェンス下からは温排水が放水されている。アメマス、サクラマス、フクラギ、カンパチ、サバ、イワシ、サヨリなど、時期によっていろいろな魚が回遊してくる。

 ここでは、それを釣るために道具や仕掛けをはじめ、釣り方も多様でとても楽しめる。

 現在、朝、夕のまずめ時にサバやアジがサビキ仕掛けで上がる。また、フクラギも姿を見せ始め、フライやルアーが結果を出している。

 10月に回遊してくる40センチ級のマサバや、30センチのサヨリが今から楽しみだ。

(2)エントツ前

 ここは、フェンスの途切れたところから、沖に突き出たバース付近がポイント。夜、沖に向けた投げ釣りでマアナゴが釣れている。

 沖から潮通しも良く、途中にあるコンブ根や砂れきなど、ヨブの周辺を狙いたいところだ。

 左側は潮だまりだが、サバやアジがサビキ仕掛けで釣れている。これからはブラーやワームを使用してアブラコやソイなどが狙い目。投げ釣りでも、大物アブラコに出合えるポイントだ。

(3)コールセンター前

 現在岸壁工事中のため、立ち入り禁止だ。

(4)苫小牧寄り岸壁

 今年8月、苫小牧港・西港から移転してきたコンテナヤードとして供用開始に伴い、立ち入り禁止となった。

(5)作業船だまり

作業船だまり

東港苫小牧寄りで唯一釣りが楽しめる=作業船だまり

 東港の苫小牧寄りで唯一釣りができる岸壁。L字型をしていて、一方は北向き、片方は東を向いている。現在、夜の投げ釣りで、30-60センチのマアナゴがコンスタントに釣れている。

 一本防波堤の基部や砂浜方向を狙って投げると良いようだ。

 また、水面をライトで照らした釣りでは、胴長22-24センチのマイカやカタクチイワシなどが釣れている。

 10月になると、ニシンの大釣りができる場所でもある。

(6)一本防波堤

一本防波堤

長い防波堤の中間地点で釣り糸を垂らす太公望=一本防波堤

 東港の一番西側にあり、沖に向かって真っすぐ伸びる防波堤。砂浜から両サイドを消波ブロックに囲まれ、中ほどからは西側に堤防が築かれて沖へと伸びている。

 ここは早くからワームやブラーの釣りが盛んで、良型のソイやアブラコがよく釣れる場所。

 時期によっては、中間地点でチカや投げ釣り、現在基部から砂浜に平行に投げてマアナゴが狙い目だ。

 また、例年10月になると、50級のトウベツカジカが産卵のために岸寄りし、その卵を狙ってくるアブラコなどが楽しめる。