特集

ふるさとネイチャーらんど

地形さまざまな鵡川河口周辺

(2017年 5/9)

鵡川河口へ出掛けてみよう

 むかわ町鵡川を流れる「鵡川」は、上川管内占冠村の山地を水源として太平洋へと流れ出る大きな河川です。河口周辺には草原や湿地、自然干潟のほか、人工干潟などがあり、多くの野鳥や生き物を観察できます。鵡川河口に出掛けるには、鵡川町の「四季の館」を目指し、「四季の館」から海沿いに向かう道を行くとよいでしょう(地図参照)。途中に牛舎があるので、車で訪れる時には牧場の方の迷惑にならないようにしましょう。

春の鵡川河口

 北上を待つユリカモメなどの群れでとてもにぎやかになります。干潟ではコチドリやキアシシギ(黄脚鴫)の姿、草原ではさえずるヒバリの姿などを見ることができます。

ジグザグ歩行をする夏鳥

 コチドリ(小千鳥)は、ほとんどが春になると渡ってくる夏鳥で、勇払原野では毎年4月になるとウトナイ湖や鵡川などの干潟で姿を見るようになります。

 繁殖期を迎えると縄張りの中を「ピッピッ、ピヨピヨ」「ピューピュー」などと鳴きながら飛び回る姿を見ることが多くなるため、観察しやすくなります。お酒に酔って、よろめきながら歩く足どりを「千鳥足」と言いますが、これはチドリの仲間がジグザグに歩き回る独特な様子に由来しています。

脚が黄色

 キアシシギは秋と春に飛来する旅鳥で、沿岸の湖沼や海岸河口部の干潟などで、浅い水の中を歩き回りながら昆虫やミミズなどを探している姿を見ることができます。

 名前の通り、脚が黄色なのが特徴ですが、くちばしが上に反っているソリハシシギの脚も黄色いため、識別には脚だけではなくくちばしも見る必要があります。

空き地で見ることも

 ヒバリは夏鳥で、春になると越冬地である本州以南から渡ってきます。生息する場所は草丈の低い草原や牧草地などで、市街地でも雑草の生えた広い空き地があれば姿を見ることができます。空高く舞い上がりホバリングしてさえずる姿から、漢字では「雲雀」と書き、英名ではSkylark(スカイラーク)と呼ばれます。

春は黒い頭部

 ユリカモメは体長が40㌢ほどのカモメの仲間で、繁殖地のカムチャツカ半島などから飛来する秋と、繁殖地へ北上する春に姿を見ることができる旅鳥です。秋に見られる時は冬羽のものが多いため目立ちませんが、春に見られる時は頭部が黒くくちばしが赤い夏羽になっているものが多いため目立ちます。

6月にかけて開花

 ヒメイチゲはキンポウゲ科に属する高さ5㌢~15㌢ほどの多年草で、低地から亜高山の日当たりの良い場所や湿原で見られます。花が見られるのは4月~6月で、直径1㌢ほどの花を咲かせます。



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