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トップかく語る 2017躍動

(2)道内断トツの1番に-サッポロビール北海道工場・掃部 晃工場長

(2017年 1/9)

 ■愛されるものづくり

 おかげさまで、2016年(1~12月)は北海道限定販売の生ビール「サッポロ クラシック」と「黒ラベル」、「エビス」のビールジャンルが好調で北海道工場の製造量も計画をやや上回った。特にクラシックは北海道の皆さまに愛飲していただき、売り上げは伸びた。新ジャンルはやや不調で全体で前年を若干下回った。

 昨年はクラシックの春と夏の限定商品を発売。北海道の四季をテーマに、季節に合わせたおいしさを楽しんでいただけた。これに富良野VINTAGE(ヴィンテージ)とレギュラーを合わせ4タイプを製造した。恵庭市のふるさと納税の返礼品にも利用していただいている。クラシックは16年連続で売り上げアップを達成した。

 収穫したホップをすぐに仕込む富良野VINTAGEは、醸造技術を駆使してホップの特徴をうまく引き出した商品。いろいろな種類を造るのは大変だが、お客さまから「今年はいつ出るの」と尋ねられるたび、心待ちにされていると確信。造りがいを感じる。今年も北海道のお役に立てるよう、道内断トツのナンバー1ビールを目指したい。

 ■創業精神を継承、磨き掛ける

 昨春に着任。北海道勤務は初めてだが、サッポロビールは北海道の皆さまに愛され、応援していただいていると実感している。昨年は創業140周年の節目でした。創業時の精神を引き継ぎ、ものづくりにさらに磨きを掛けていきたい。

 10年後にビール類の酒税が一本化されます。ビールは減税、新ジャンルの発泡酒などは増税になる。影響はこれから見極めることになるが、今後もお客さまに選ばれる高品質の商品を造っていきたい。

 恵庭市が全国初のビール乾杯条例を制定した。恵庭の良質で豊富な水資源を原料にビールを醸造している当工場としては非常にありがたいこと。いろいろな方々に応援いただき、非常に感謝している。

 職員は、おんこ祭やビールセミナーなどを通じ、お客さまにサッポロビールの良さを伝え、お客さまからはものづくりのモチベーションを頂きながら成長している。

 北海道工場の見学者は年間4万人。韓国、中国、台湾のお客さまが全体の23%。工場見学を通じ北海道と恵庭、サッポロをPRしたい。

 これからはニーズの多様化で小ロット多品種化が進む。製造技術を磨きたい。地域貢献やお客さまの視点で考える人材を育成している。社員の成長は、工場の成長。人づくりは大切だと思う。

 略歴 1988年3月、筑波大学第2学群 生物学類卒業、サッポロビール入社。仙台工場、静岡工場、那須工場などを経て2016年3月に北海道工場長及び札幌開拓使麦酒醸造所代表取締役社長に就任。新潟県佐渡市出身。50歳。



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