千歳・恵庭

「えにわ湖自然の森」に林野庁のお墨付き お薦め国有林に選定

(2017年 5/15)

豊富な遊具がそろう教育林内の緑のふるさと森林公園

 林野庁はこのほど全国93カ所(うち道内20カ所)の森林を「日本美しの森 お薦め国有林」に選定し、このうち石狩地方では唯一、恵庭市の恵庭渓谷一帯に広がる「えにわ湖自然の森自然観察教育林」を選んだ。同庁は2018年度以降、地域振興に向け、3カ年で景観や施設の整備を進めて観光資源としての潜在的魅力を引き出す方針だ。

 「お薦め国有林」は、同庁が優れた自然景観を持ち野外活動に適した森林を対象に設定している「レクリエーションの森」から選定した。地元自治体と協力し、多言語標識の設置やホームページ整備、景観を向上させる修景伐採などに取り組んでいく。道内では17年度、白老町のポロト自然休養林など4カ所で先駆けて整備を進める。写真コンテスト開催も検討する。

 えにわ湖近傍の同教育林は漁川ダムの周辺に位置し、市が1988年に国有林を借り造成した「緑のふるさと森林公園」を中心に、白扇の滝や桜公園などを有している。トドマツを含む広葉樹林が生い茂る環境を生かし、野生動植物の観察や自然教育の場として利用されていることが注目された。市によると、面積は1756・9ヘクタールで、2015年度の来訪者数は約21万人だったという。

 中核施設の同園は、木でできたターザンロープやトランポリンなど14種類の遊具をそろえたアスレチック広場を抱え、遊歩道が園内に広がる。木製製品の展示室やバーベキュー場も併設されている。土日祝日は敷地内7カ所を巡るクイズラリーを開催中。入園無料。開園期間は11月3日まで。

 石狩管内唯一の選定を受け、園を管理する市花と緑・観光課は「より魅力的な森づくりに向け、さらに整備を進めたい」と歓迎した。



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