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苫ガイラルディア、全国初V-女子軟式野球

(2017年 5/6)

初の全国優勝を果たし、喜びを爆発させるガイラルディアのメンバーたち=チーム提供

 第12回全国女子軟式野球選抜交流碧南大会の最終日は4日、愛知県碧南市の臨海公園グラウンドで準決勝、決勝を行った。決勝に進んだ北海道代表の苫小牧ガイラルディアは、3―0で関東代表の千葉マリンスターズに完封勝ちを収め、春夏通じて初の全国優勝を果たした。投手陣を中心とした守りで3試合通して無失点と、チームが掲げる「負けない野球」を完遂させた。

 個人では大会最優秀選手(MVP)に梅田千尋、優秀選手に主将の宮田樹莉亜がそれぞれ選ばれた。

エース梅田、 大一番で雪辱果たす好投

 春満開の花を愛知県碧南の地で咲かせた。くしくもチームが産声を上げた2006年から始まった全国タイトルを懸けた公式戦で、苫小牧ガイラルディアが最高の形でシーズンのスタートを切った。

 宮田樹莉亜主将は「やり切った感じです」と充実感をうかがわせた。主将になって1年目、「最初の大会で全国一という良いスタートを切ることができた」。4番打者としても1回戦、準決勝でそれぞれ内野安打1本ずつしか打てていなかったが、「決勝では打てる」と自らに言い聞かせ、周囲の期待に本塁打という結果で応えた。

 守備も3試合通じて被安打はたったの4本とほとんど危なげなかった。決勝で先発した左のエース梅田千尋は「緊張していたけれど、バックのみんなが支えてくれて投げやすかったし、楽しめたのがよかった」と持ち味のコントロールを生かしてストレートとカーブを巧みに投げ分け、相手打線に的を絞らせなかった。

 この大一番に期する思いがあった。決勝で戦った千葉マリンスターズは2年前、夏の全国大会準決勝で敗れた因縁の相手。その時も先発を託されたのは梅田だった。雪辱を胸に最後までマウンドに立ち続け、歓喜の瞬間を迎えた時には自然と涙があふれた。

 休む間もなく「春夏連覇」に向けて再始動する。「今回の優勝が自信にはなったが、あくまで(夏の全国大会開催地の)東京・江戸川で勝つためにやっている」と大滝裕生雄監督も言うように、チームとしては春の優勝も通過点にすぎない。6月上旬には全日本選手権の予選を兼ねた全道大会、夏には全国大会が東京都江戸川区で控える。宮田主将は「全道も夏の全国も、来年も再来年も連覇できるように頑張りたい」と気持ちを新たにした。



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