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高橋・北海道知事 5選出馬は現段階では白紙

(2017年 4/21)

5選出馬は白紙状態であることを強調した高橋知事=20日午後、道庁

 高橋はるみ道知事は20日、記者会見し、次期知事選(2019年春)への対応について「全く考えておりません。日々、全力投球であります」と述べ、5選出馬は現段階では白紙状態であることを強調した。23日で道政史上初の4期目の前半2年間を終えて折り返す知事は、後半に取り組む重点課題について「なかなか今の段階では予測できない」としながらも、「来年は北海道命名150年。しっかりと形のある事業にしていきたい」との姿勢を示した。

 道庁で開いた定例の記者会見で、記者団の質問に答えた。

 03年4月の知事選で初当選以来、丸14年になる道政運営について「日々とにかく自分に与えられた課題をどうするか。中長期的な視点に立って北海道のために必要だと思う政策課題への対応など一生懸命やってきた」と振り返った。

 ただ、「私が自分自身の発案でやろうとする公約については工程管理もして一歩一歩実現してきているが、それ以外のさまざまな課題が向こうから降ってくる」とも指摘。JR北海道の線区見直しや自然災害、鳥インフルエンザへの対応などを挙げ「広大であるがゆえに、さまざまな難題がフルセットで来るなあと、ここ10年以上ずっと思ってきた」と道政のトップとして、かじ取りの難しさの心情も吐露した。

 この他、北電泊原子力発電所(後志管内泊村)の運転停止から間もなく5年になることについては「原子力規制委員会の審査が粛々と進んでいる。それに北電が真摯(しんし)に対応していくことを見守っていく」と説明。「(運転停止が)長いからどうかとか、短いからどうかというより、原子力規制委の厳正なる審査が何より重要」と強調した。

 また、知事は、政府の衆院議員選挙区画定審議会(区割り審)が19日、「一票の格差」是正のため、衆院小選挙区の新しい区割り案をまとめ安倍首相に勧告したことにも言及。道10区(空知、留萌管内)に含まれていた幌加内町が道6区(上川管内)に、幌延町が道12区(宗谷、オホーツク管内)に移り、これで振興局をまたいでいた選挙区が解消されたことついては「国に対して継続的に言ってきた。一定の評価をしたい」と感想を。

 だが、札幌市の西区と北区が別の小選挙区に分割されたことは「昨年の11月に知事名で札幌市にあっては区を分割しないことという意見を国に出していた」と説明。一票の格差是正の「趣旨は理解するものの、若干残念であると思う」と述べた。



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