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沼ノ端に第2埋め立て処分場 2021年度稼働へ-苫小牧市

(2017年 4/21)

 苫小牧市は、ごみ焼却灰などを処分する新たな埋め立て処分場を市内沼ノ端の沼ノ端クリーンセンター敷地内に整備する基本計画案をまとめた。現処分場の埋め立て容量があと数年で限界を迎えるためで、総事業費15億円を投じて18年度から3カ年で建設、2021年度の供用開始を目指す。近年のごみの減量傾向も踏まえ、処分場の大きさを従来の4割程度とする他、浸出水処理施設の建屋は既存施設を活用し、建設コストの縮減を図る考えだ。

 現在の処分場(広さ4万平方メートル)は、沼ノ端クリーンセンター敷地内で1999年度から2012年度の活用を想定して建設された。沼ノ端クリーンセンターと糸井清掃センターのごみ焼却灰の埋め立て処分に利用され、埋め立て容量20万5000立方メートルに対し、まだ約2割の余裕がある。しかし、今の年間約6000トンの処理が続くと、あと数年で満杯になる見通し。一部焼却灰をセメント化し資源物として活用するなど、処分場の延命策も講じているが、現処分場の残余年数を踏まえ新たな整備に迫られていた。

 基本計画案によると、管理型の新しい処分場は1万5730平方メートルで、埋め立て容量は8万3500立方メートル。想定の埋め立て量は年間6960立方メートルで、12年間の利用を考えている。

 水質汚濁防止など環境保全のため、雨水などを処分場地下に浸透させず、水質処理する浸出水処理施設については、沼ノ端クリーンセンター敷地内で今年3月末まで稼働していた旧資源化センターの建屋を活用し整備する。

 市は17年度に実施計画をまとめた上で、18年度から3カ年かけて造成、浸出水処理施設の設置工事を進め、21年度に稼働させる予定だ。

 市は新処分場基本計画案に関するパブリックコメント(市民意見の公募)を24日まで受け付けている。

 基本計画案は市のホームページなどで閲覧できる。問い合わせは市ゼロごみ推進室施設管理課 電話0144(55)2536。



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