白老・胆振東部・日高

ミニ企画展でティラノサウルス頭骨レプリカ展示 むかわ町立穂別博物館

(2017年 4/20)

 むかわ町立穂別博物館は21日からティラノサウルスの頭骨レプリカを公開するミニ企画展を特別展示室で開催する。同館に収蔵している全身復元骨格の一部。期間は7月2日まで予定されている。

 有名な恐竜の一種として知られるティラノサウルスは白亜紀末マーストリヒチアン期(約7200万~6600万年前)に北米で生息。穂別地区から産出したハドロサウルス科恐竜「むかわ竜」とほぼ同じ時代の生物となる。

 収蔵しているのは1991年にカナダで発見され、2013年に全身復元骨格が完成したティラノサウルス「スコッティ」。全長は12メートルとこれまで発見されたティラノサウルスの中でも最大級の大きさを誇り「恐竜博2016」でも展示された。世界に3体しかない貴重なレプリカで、今年2月に町が300万円で購入。スペースの関係で現在の博物館では全身の展示はできないが、頭部を一時的に公開する。

 特別展示室で開催中のミニ企画展「北海道のアンモナイト新研究2017宗谷丘陵産マーストリヒチアン期アンモナイト」と同時展開。ティラノサウルスの頭骨レプリカと共に、むかわ竜と同じハドロサウルス科恐竜エドモントサウルスの頭骨レプリカも展示する予定だ。

 ティラノサウルスを全身骨格で展示した場合、頭部はかなりの高さに位置するが、今回は頭部だけのため、展示位置はほぼ大人の目の高さになる。頭部だけで長さ1・5メートルほどあり、同館では「こんなに大きい肉食の生き物がいたんだ―と驚くほどのすごい迫力」と話している。ミニ企画展は常設展示の観覧料のみで見ることができる。問い合わせは同館 電話0145(45)3141。



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