白老・胆振東部・日高

白老町の国保税率 来年度から引き上げへ

(2017年 3/20)

 白老町は約5800人の町民が加入している国民健康保険について、来年度から保険税率が上る見通しを明らかにした。17日に開かれた町議会予算等審査特別委員会で町側が見通しを示した。正式な引き上げ率は道が年末に示す通達を踏まえ、年明けに加入者へ示していく方針だ。

 国保の税率引き上げは運営主体の変更に伴うもの。現在は各市町村が運営しているが、医療費の増加で自治体単位による継続的な運営が困難と国が判断。来年度から都道府県単位での運営に移行することになっている。

 広域化後の保険税率算定は、2016年度末の国保事業決算額を基準として市町村ごとに示される。引き上げ率が5%以上になる自治体の場合、激変緩和措置を講じて被保険者の負担軽減を図ることも示されているが、白老町の場合は国保会計が累積赤字を抱えているため対象外になる見通しだ。

 保険税の引き上げ率について、道が昨年11月に示したモデルケース(夫婦2人世帯・年間所得200万円)試算では、白老町は19・3%。今年2月中旬には異なる条件のデータが示され、町独自で試算したモデルケースの税率は12・8%となっている。

 町の担当者は今後の見通しについて「税率が増えることはほぼ確実な情勢だが、正式な保険税の引き上げ率は試算よりもさらに縮小する見通し」と説明。年明けに開催する町国保運営協議会への諮問・答申を経て、広報紙や町ホームページなどで国保加入者に正式な引き上げ率を周知する考えだ。



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