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新年度も「ふくし大作戦」展開 手話言語条例周知など20事業

(2017年 2/16)

2016年度の「ふくし大作戦」の一環で、車いすバスケットボールを体験する市民

 苫小牧市は2017年度も市民を巻き込んで、地域福祉を推進する「ふくし大作戦」を展開する。3回目となる新年度は手話言語条例の周知、車いすのまま利用できる昇降用リフトを備えた福祉トイレカーの本格運用をはじめとする20事業を計画。「みんなで支え合い助け合うまち」づくりの推進へ、これまでの取り組みの集大成としたい考えだ。

 ふくし大作戦は11年度に1回目が行われ、「福祉の芽」を育てることを柱に認知症サポーターの養成促進や地域住民が集まる「ふれあいサロン」の立ち上げ推進などに取り組んだ。

 2回目の16年度は、市民が福祉に触れ合う機会を広げて「福祉の心」を養うことに重点を置き、各コミュニティーセンターに福祉関係者が出向いての相談会や障害者スポーツの体験会などの事業を展開した。

 17年度のコンセプトは「warm heart(ウオームハート)!なまちづくり」。市民全員で助け合い、支え合う気持ちが伝わるまちが目標だ。まずは24日開会予定の市議会定例会に提案、4月制定を目指す手話言語条例の周知に力を入れる。従来以上に市民や企業に手話講座の活用を働き掛け、手話への理解を深めてもらいたい考え。制定を記念したイベントも開く予定だ。

 新規事業としては、昨年12月に全国の自治体で初めて導入した「福祉トイレカー」の本格運用を4月に始めるほか、市福祉ふれあいセンター(双葉町)のボランティア拡充、筆談ボードや折り畳み式スロープの購入費用助成、「大作戦」を締めくくるファイナルイベントなども計画している。

 認知症サポーターの養成やふくし出前相談会、福祉の情報を発信するチラシ「ふくふく通信」の発行などの事業は継続する。市福祉部は「大作戦により福祉への理解がより進み、地域での支え合いの動きが広がってくれれば」と期待している。



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