白老・胆振東部・日高

思い思いのデザイン描く 白老でアイヌ文化工作体験

(2017年 1/11)

工作を楽しむ子どもたち

 冬休み中の子どもたちにアイヌ文化に親しんでもらう工作体験が9日、白老町のイオル事務所チキサニで開かれ、町内の小学生や親子など7人が参加した。白老モシリの主催。

 町内で手作り作品の製作を手掛ける樋江井瞳美さん(32)を講師に招き、アイヌ文様を施した手作り時計を製作。コルクボードに文字盤を書いたり、アイヌ文様型に切り取った色紙などを貼り付るなど思い思いのデザインを描き、時計のモジュールを取り付けた。

 白老小6年の吉田奏太君(12)はアイヌ文様を型どった切り抜き作りに苦労したようで「1回目は失敗したけど、2回目は何とかうまくいった」と満足そう。樋江井さんの次男碧(へきる)君(10)は「自分の部屋に飾りたい」と笑顔を見せた。

 この工作体験は毎年開催。講師の樋江井さんも4年目を迎え、根気よく一生懸命取り組む子どもたちの姿に「本当にうれしい」とにっこり。会場の書棚にあるアイヌ関連書籍を児童が自発的に持ってきてデザインを相談する場面もあったといい、「アイヌ文化に興味を持つ子どもが多く、積極的に質問もしてくれた。アイヌ文化に対する魅力をはじめ、理解や関心が浸透していることを実感した」と感激した様子で語っていた。



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