千歳・恵庭

車内でおむつ替えOK えにわっこ応援タクシー発車

(2014年 9/2)

ステッカーで事業をPRする原田市長(左)とタクシー事業者

恵庭市の「えにわっこ応援タクシー事業」が1日、市内のタクシー事業者4社の協力でスタートした。子育て家庭にタクシーを気軽に利用してもらおうと、車内でのおむつ替えなどに快く応じる。自治体とタクシー事業者が協力する道内初のケースと言い、原田裕市長は「子育て世代を応援したい」と強調している。

 恵庭ハイヤー(千歳交通恵庭支店)、富士ハイヤー、島松ハイヤー、恵庭やまとタクシーの4社が、市内に住む18歳以下の子供がいる家庭を対象に「応援」する。応援の内容は▽乳幼児連れの外出サポート▽塾などへの送迎(小学生以上)▽車内でのおむつ替え▽車内で絵本や折り紙などの貸し出し▽運転中の優しい声掛け―などソフト事業で、運賃は通常通りで特別な費用は掛からない。

 4社の研修担当者ら7人に、市が「子どもに関わる講話などの研修会」を行い、各社で研修を受けた運転手らが、「応援タクシー」を運行する。対象車両約70台には事業をアピールする、縦約20センチ、横約30センチのステッカーを2枚ずつ貼る。ステッカーは市が20万円弱で200枚を用意。市によると札幌、帯広で事業者独自に取り組む例はあるが、自治体とタクシー事業者が協働で取り組むのは道内初のケースという。

 市長の提案が事業のきっかけとなり、原田市長は「赤ちゃんを抱えている母親は、移動するのも大変で誰かの手助けが必要。タクシー事業者がサポートしていただくことになり大変ありがたい。妊婦から子育て世代まで、応援していきたい」と強調する。

 8月28日に4社の代表や担当者が市役所を訪れ、市長がステッカーなどを手渡すセレモニーを行った。島松ハイヤーの小原健栄社長は「これまで以上にサービスをグレードアップさせたい。子育て世代はもちろん、全てに共通する話」と気持ちを新たにしていた。



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