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【白老】ソフトバンク犬の息子「そら」婚活中

(2012年 2/14)

婚活に励む白老のアイヌ民族博物館に暮らす「そら」

 大手携帯電話会社のコマーシャルに出演している北海道犬「カイ」の息子で、白老町のアイヌ民族博物館に暮らす「そら」(1歳)が繁殖期を迎え、結婚相手を探す〝婚活〟に励んでいる。現在、花嫁候補は2匹。

 そらは2010年6月、カイと同じ北海道犬・ピリカとの間に誕生。その年の9月に、故郷のむかわ町から同館へやってきた。北海道犬は「アイヌ犬」とも呼ばれ、アイヌ民族の狩猟に使われていたことから、同館はそらを文化紹介の一端として一般公開。顔立ちがカイにそっくりなことから、すぐに観光客の人気者となった。同館が東京や札幌で開くイベントにも参加するなど、「看板犬」にふさわしい活躍を見せている。

 同館飼育員の塩田知治さん(63)によると、最近のそらは隣のおりで暮らす雌のノンノン(1歳)と、もえ(同)のにおいをしきりにかぐなど、発情期特有の行動をするようになった。雌の2匹も妊娠の適齢期を迎えているが、発情のサインはまだ見られず、今は交配できる状況では無いという。ただ、年2回の毛の生え変わる時期が発情期と重なるといい、直近では生え変わりを1〜2カ月後に控えたもえが有力候補だという。

 そらは現在、人間の年齢に換算すると「25〜26歳」(塩田さん)。一般的に、北海道犬の雄の繁殖期は3歳までとされ、6月に2歳となるそらにとってはこの1年が「お父さん犬」になるラストチャンス。塩田さんは「人気者のカイファミリーを1匹でも多くできれば」と話している。

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