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喫煙減ったけど…気になる家族の黙認 学校保健会調べ

(2011年 2/9)

 小中学生と高校生の喫煙経験が減っていることが、苫小牧市学校保健会(沖一郎会長)の調査で分かった。社会の禁煙の広がりが影響しているよう、と学校保健会。ただ、家族の黙認も指摘している。

 昨年8月に調査した。各学年から1学級を選び、小学校5年?高校3年の2978人が回答した。

 2001年の前回調査に比べ、喫煙率の減少が顕著だ。小6男子5%(前回16%)、中3男子15.1%(前回30%)、高3男子18%(前回57.9%)が主な例。特に高校生は、前回調査で男子の約半数、女子の約4割が喫煙経験を認めていたのに対し、今回調査では男女とも約2割に下がった。

 子どもの喫煙は全国的にも減っていて、厚生労働省研究班の08年度調査で、1996年度比、中学生半減、高校生も約3分の1だった。苫小牧も同様の傾向に、市学校保健会は健康志向の高まりによる大人の禁煙が要因、と分析している。

 たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ」の導入も大きいよう。前回調査で、中学生男子の6割、高校生男子が7割、女子の多くも自販機で入手していたことが分かっている。今回は、中学生が家族、高校生は友人や先輩からの入手が増えた。コンビニで買う、も減らず、高校生は4割、小学生男子も、約3割。

 中学生男子の約3割、女子約4割が、「家族が自分の喫煙を知っている」と回答しているのも見逃せない。子どもたちへの指導とともに、「たばこが及ぼす健康被害などを保護者にも知らせる啓発活動を強化するべき」としている。

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